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自分のプレゼンをする面接が嫌いな私は。


お金がなくたっていいじゃんという人ほど、案外金を持っていることが多いんじゃない?と思う。知らんけど。


将来がどうのなんて、考えるだけ無駄かもしれない。

賃金格差はかなりあるし、どの業界に入るか?どの会社に入るか?でかなり自分の給料が変わってくる



このツイートでも、保育士の給料手取り13万円というとんでもない給料のことを言っている。4年目でもこの給料では、頭を抱えても仕方がないと思うが、そういうともっと給料が低い仕事もある!これだからゆとりは!という謎マウントを取る人も多いように感じる


自分の価値を下げないということは、とても大切なことだ。ましてや20代であればなおさらのこと。


私は自分には無理だとうろたえて開発部署を蹴ってしまった過去があるが、勉強用の本なら申請すれば無料にしてくれるとまで言っていた部長の誘いを断ったことは今でも悔いている。


本当にそうしてくれたかどうかは別として、私はあの時逃げた自分を、未だに恥じていると思う。私は自己肯定感が元々低かったが、だからといって自分の将来を無下にした自分を、こころのどこかで許せなかった。

いや、どちらかというと許せないというより、やはり恥ずかしいと感じている。ただ不安だった私を唆した先輩のことは、もっと許せない。嘘八百を言ったことも、開発には戻れると言ったことも、許せない。結局私は、開発に二度と行くことはできなくなったのだから。


あまり詳しく話せないけれど、今までnoteで書くこともあった。許せない思いを全部書き殴った記事もある。ただそれでも、過去の自分を許せないから、どうしても初めから挑戦せずに入れそうな会社の面接を受けるのは避けたいと思っていた。


面接で書類でなく口頭で話させるのはなぜか。


そして自分を必要以上に卑下するのも、志望度を疑われるような調べ方をするのも良くないとは思っている。


施設で模擬面接をやってもらって感じたのは、私の面接の下手くそさだった。


「ちゃんと資料は書いているので、それを読んでもらえればいいのにと思うんですが…」


私があまりにも面接が苦手すぎて余計なことを口走ってしまったり、口ごもってしまったりしたものだから、資料を読むだけでいいのに…とつい愚痴ってしまった。ただ、それに対して

「たしかに資料はちゃんと書けてると思うし、申し分ないと思うよ。でも面接官は案外資料読んでないし、実際口で説明できた方がいいよ」


と言われた。

私はわざわざ資料に書いてあることを聞かれても困ると思ってしまう方だったが、資料をそんなに読んでない可能性もあると言われて、初めて少しだけ納得した(特に志望動機なんて、履歴書に書いてあるし…と思ってしまった(笑))


面接官は、おそらくプレゼン能力も見ているのだ。


私が私をどれだけプレゼンできるかに、かかっている。できれば私はパワポを見せながら話したいくらいだが、面接ではその代わりに履歴書と職務経歴書(障害者雇用ではナビゲーションブックも)があるのだ。


私はその資料を相手が見つつ質問をしてくることを理解していないといけないし、相手がどんな疑問を持つかを把握しておかないといけない。


自分という商品について、いかに相手にアピールができるか。

発達障害という特性をどうカバーするつもりなのかを、説得力のある説明をしなければならない


そのためには嘘はついてはいけないが、ハッタリもいけない。そんなことをして受かっても後が苦しいだけだ。そこまでして福利厚生の良い優良企業に入ったとして、そのあと優秀な人間に囲まれて苦しむのは自分だと思っている。


ただ、障害者雇用という特殊な場において、一応社会経験があり身体が健康な私は、他の人と同じ土俵に立てるのではないだろうかと思っている。


ちなみに、ここで私が利用しようとしている制度である、ハローワークの求人の中の「トライアル雇用」について説明しておこうと思う。


トライアル雇用とは?メリットとデメリット


トライアル雇用とは、その名の通り試用期間が1~3カ月定められており、その間に会社側は本採用するかどうか決めるというものだ。


クローズ(一般就労)でもトライアル雇用という制度はあるが、その場合はトライアル期間も給料は出るらしかった。

障害者のトライアルの場合は、就労移行支援施設に籍を置いたまま働くことができるが、その間の給料はまったくでない


メリットとデメリットを書いておくと、

メリット

施設に籍を置いたまま働けるので安心感がある。
〇たとえ雇ってもらえなくても履歴書に傷がつかない。
〇自分がトライアル期間に辞めたければ辞めても良い。
書類選考なしで一次面接をしてもらえる


デメリット

〇入りたくてもトライアル期間で採用してもらえなければクビになる可能性がある
〇トライアル期間中給料が出ないので稼げない


ちなみに、企業側としてもいきなり雇わずに済むのでリスクが少ない。

また、トライアル雇用をした場合には国から給付金も出るので、ある意味お互い一石二鳥ともいえる制度である。


この制度を利用している企業はクローズ、オープン問わずあるが、クローズで転職活動をしていた際は、正直クビにされるリスクもあるので辞めたほうが良いと言われた(笑)


ただオープンの場合は、既に無職期間はかなり長くなっているし、コロナの影響もあるので万が一クビになっても、無職期間が延びるだけでそこまで傷がつかない。


障害者雇用の求人はもともと少ないし、狭き門ではあるが、少しでも条件の良い会社に滑り込むのは悪いことではないだろう。

どう話せば嘘にならないか、ハッタリにならないか?というのは、常に考えている無職の永遠のテーマでもある……


おそらく大分障害者雇用や転職事情(クローズ含む)に詳しくなっている気がするので、その辺の質問なら答えられるかもしれません。お気軽にコメントください。


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