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【九州移住ドラフト会議2020 参加球団募集開始!!】

みなさまこんにちは。

九州移住ドラフト会議 コミッショナーの永山(@nagayaaan)です。

いつもそらQラジオをお聞きいただき、ありがとうございます。

このたび、2016年に鹿児島で始まった移住ドラフト会議について、2020シーズンの球団募集をスタートすることとなりました!!!

ちょっと長いですが、下記をよくお読みいただき、エントリーのご検討をよろしくお願い申し上げます。

そもそも移住ドラフト会議とは

プロ野球のドラフト会議に見立てて、移住者を募集する地域を「球団」、移住を検討する人を「選手」として年に1回の指名会議を行うイベント。
2016年に鹿児島で始まり、2019年は鹿児島・熊本・宮崎の南九州3県を舞台に、全国各地からの移住希望者・移住検討者と熱いドラマを繰り広げました。約半年をかけてオープン戦➡キャンプ➡指名会議➡ペナントレース➡クライマックスシリーズへと続く「ほぼプロ野球だけど、全然野球関係ない」イベントです。

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なぜやっているの?

東京一極集中の問題点が指摘され、地方への移住を推奨する声は大きくなっていますが、まだまだ都市と地方での暮らし方、働き方、コミュニティの熱量には大きな違いがあります。移住ドラフト会議は、「ライフスタイルや人生のシーンに応じて住む場所を選べる未来」を実現するために、下記2つの課題を解決すべく取り組んでいます。

【地域側の課題:「誰でも良いから来て」と言っちゃう問題】
人口減少に苦しむ地域は、ついつい「誰でも来て」と言いがちです。しかし、地域によって求める人材像は本来違うはず。そこで、移住ドラフト会議は、ドラフト指名会議というフォーマットを通して、自分たちの地域に必要な人材を戦略的に考える機会をつくります。

【移住希望者側の課題:「自分が地方でどう活躍できるか不明」問題】
いつか移住したいと思いながら都市に生きる人は、自分の都市でのスキルや経験がローカルでどう生かされるかを考える場や機会がありません。移住ドラフト会議は、指名されるという経験を通して、自分のスキルや経験がローカル(地方)でどのように必要とされるのかを知る機会をつくります。

【移住を取り巻く双方の課題:「どんな人がいるのかお互い見えない」問題】
移住PRのチラシやポスターでは、その街に住む人をリアルに知ることはむずかしいですよね。地域の一番の魅力である「そこに住む人」そのままの価値を伝えられないもどかしさは地域の皆さんも常に感じていることです。そこで、移住ドラフト会議は「実際に出会い、話し、ボケて、突っ込む」そんなリアルな接点をつくります。移住PRチラシでは知ることのできない具体的な情報から、自分自身のローカルライフがよりクリアに見えてくるはずです。

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移住しなくてもいいんです

移住ドラフト会議は、「移住」の冠がついていますが、移住を義務化するものではありません。プロ野球のドラフト会議を模した壮大なコントを通して、前向きな地域との出会いや、同じく地方への移住を考える都市の方との接点を持ってもらう=移住予備者と前向き地域のコミュニティをつくることを目的としています。

エントリーいただく地域のみなさんは、「もしかしたら移住してくれるかもしれないけれど、移住しない場合もある。けれど、数年以内に地方に移り住む可能性のある魅力的な個人」に繋がれる接点として、この機会を活かしていただけますと幸いです。(例年、40名弱の選手にエントリーいただくので、各球団3名ほどを指名いただくことになります)

昨年、移住ドラフト会議のキーメッセージを定めました。

それは、

「移住=移り住む」という概念を乗り越えろ。
 地域と人の最高の出会いを生み出そう。

というもの。

移住というのは結果であって、その手前のプロセスにこそ、価値がある。

私たちは、移住という概念を乗り越えるために、あえて移住という言葉を背負っていこうと思っています。

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実際の結果は?

2016年に始まり、これまで4年間で138名を指名してきました。そのうち、実際に移住したのは約30名(指名者全体の2割強)。残りの100名近くの皆さんは、都市に住みながら、関係人口として指名地域との関係を続けています。

エントリーしていただく方の属性としては、下記の方が多いです。
・デザイナー/イラストレーター/ライターなどのクリエイティブ職種
・営業職/事務職/経理職などの会社員
・看護師、歯科医などの医療系職種
・大手企業の退職準備者
・学生(大学生や高校生)

2020シーズンのスケジュールは?

・・・と、ここまで書いて、気になる2020年シーズンのスケジュールですが、現時点では下記の日程を予定しています。

3月20日(金) WEB上 球団エントリー受付開始

5月28(木)・29日(金)@九州某所
➡プレイボール式&選手エントリー開始
      
9月26(土)・27日(日)@関東圏某所
➡移住力強化合宿

10月17(土)・18日(日)@鹿児島市
➡ドラフト指名会議

12月5(土)・6日(日) @宮崎県某所
➡クライマックスシリーズ

球団でエントリーを考えている皆様、選手としてエントリーを考えている皆様は、ぜひ上記の日程確保をお願いいたします。

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気になる球団エントリーについてはこちら

と、ここまで書いてきて、いよいよ球団エントリーに興味をお持ちいただいた方は、ぜひ下記のエントリーフォームよりプレエントリーをお願いします。

【エントリー要件】
①九州に位置するいずれかの地域に居住する5名以上のチームであること
②移住ドラフト会議で指名した個人に対して、仕事探し、家探し、地域コミュニティとの接続、遠隔地にいながら関われることの提案など、全力で関係構築にむけて努力していただけるチームであること
③移住ドラフト会議の公式スケジュールで公開されているイベントに1名以上を確実に派遣できること
④オンラインでのやりとりが可能なだけのPCスキルを有している方がお一人以上いらっしゃること
⑤エントリー後、審査を経て球団として加盟する際には、10万円の球団エントリー費用をお支払いいただくこと(エントリー費用には、九州―東京間の往復航空券1往復分が含まれています。)

➡エントリーはこちらから
 https://forms.gle/Qv5ACsP185SVxqA39


なお、球団のエントリー期限は2020年4月20日 23:59とさせていただきます。
多くの球団の皆さまからのエントリー、お待ちしております。

【エントリー後の流れについて】

エントリーいただいた地域の皆さまには、3日以内に事務局よりご連絡させていただき、コミッショナー面談を受けていただくとともに、各球団の皆さまにはエントリーシートを作成いただきます。

今年の移住ドラフト会議では12球団での開幕を予定していますので、球団エントリーが12球団を超える場合には、審査のうえ12球団を選抜させていただきますので、ご容赦いただけますと幸いです。

さいごに

移住ドラフト会議がこの世に生を受けて、今年は5周年。

記念すべきメモリアルイヤーに、九州全域に取り組みを拡大させることになりましたことを、まずは関係各位に心よりお礼申し上げます。

新型コロナウイルスに対する対策など、いま日本は国難ともいえる苦しい状況に直面しております。私たちとしましては、こんな時だからこそ、生き方や働き方を考える機会を本気で作っていこう!という気持ちでチャレンジを進めます。

今年も多くの皆さまと一緒に、最高の移住ドラフト会議をつくって参りたいとおもっておりますので、なにとぞよろしくお願い申し上げます。


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