子ども時代の、ちょびっと恥ずかしい思い出、教えてください

言葉を綴ることが仕事のいま、自分が書きたいことを書くための準備運動をはじめました。(詳しくはこちら

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(17)子ども時代の、ちょびっと恥ずかしい思い出、教えてください

カンチョーされたことかなぁ。

髪が短くて、まだ成長期が到来していない男の子と同じくらいの身長の後ろ姿は、リョウ君やケント君とそっくりだった。

事件は中学生の多感な時期に起きた。

クラスの男の子たちの中でカンチョーが流行り、すきあらば背後に回り込み膝の屈伸運動をも使った渾身のカンチョーを突き刺す。のちに聞いた話、私の後ろ姿をケント君と間違えたらしい。

その男の子が私の背後に回り込む姿をいまだにケント君は「まじであいつ何やるのかと思って、声出なかったわ(笑いながら話すから声が震えている)」

そして攻撃が来て、私が飛び跳ね、その男の子が予想だにしない高い声。

私は大爆笑だったんですけどね、なんせ多感な時期ですから。男の子は泣いてしまいました。周りも笑いが止まらないものだから、孤独だったでしょうね。でも今思い出しても笑いが込み上げてくる。

お題の、ちょっぴり恥ずかしいに当てはまるのは、私じゃなくてこの男の子が話た時ですね。カンチョーされたことは恥ずかしい話だと思ったんだけれど。

今でも地元の友達が集まると、よくこの話を蒸し返されては笑われるけれど「お前がカンチョーされて泣くならわかるけど、カンチョーした本人が泣いてどうするんだよ」と笑われる。

ちょっぴり恥ずかしい話、のそのヒロインになった私の話。

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