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はじまりの旅⑤(ペンデュラムの導き)

黙々と働いて旅が近づく中 
Facebookで いいねをした所
友達申請を頂いたの。
あべまりあさん( http://www.aso.ne.jp/maria/
と言うイラストレーターの方。
阿蘇で工房をされてるとの事。
ほぼノープランの私達。阿蘇出身のまりあさんに
お会いしてオススメスポットが聞けたら良いな。
Tちゃんに工房に行きたいと伝える。
まりあさんも ご快諾下さった。
一つ予定が埋まった。
あとは高森に田楽を食べに行きたいの。
囲炉裏も体験して欲しいし
父と行った思い出の場所だったから。
旅の目的は ハッキリ決めて無いけど
私はこれこそが 大切だと感じた。
明らかに心の有り様が違うのだ。
 
貴重な時間とお金を掛けて
奈良から出向いてくれるTちゃん。
普通なら有り得ないよね。
それを受け入れる私。
きっと似た者同士なんだね。
旅の安全は任せて。
良い時間にしたい。
 
そうこうしてる内に
あっという間に当日。
駅にお迎えに行く。
「 初めまして!どうぞよろしく 」
やはり変だよね。
 
まずは Tちゃんが
八坂さん(http://yasaka-jinja.com/index.html)
に以前頂いた御札を返し
私も旅の無事もお力添え頂くように宣言して出発。
あとはひたすらに走る。走る。走る。
軽四駆だし大切な人乗せてるし思った以上に
飛ばせない。
Tちゃんは思った以上に遠かった事に驚いてる。
阿蘇に着いたのは既に14時を過ぎていた。
うーん 今日は田楽は難しいな。
 
ここの地名 乙姫さんだってよ?
山の中に乙姫さんって面白いね。
郷土料理の看板を過ぎる。
何か食べようか。
せっかくだから郷土料理にしよう!
しばらく走ったが元来た道を戻り 
やっとご飯。Tちゃんお疲れ様!
注文したのは高菜飯と団子汁のセット

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https://aso-himeji.jimdofree.com/menu/
ホッとする味でした。
ところで宿って何処?取ってもらったきり
確認すらして居ない・・・。
ナビに入れる為調べて貰うと なんと
このお店から坂を上がって1分の同じ乙姫内。
2人で大笑い。
お腹も充たされ 宿の場所の確認も出来たところで
15時以降は神社は行かないとTちゃんに聞き
最初に まりあさんに会いに行く事に。
ナビ通りに行っても 阿蘇はまだまだ完全には
災害復旧が終わっておらず心が痛む。
今回 地震で倒壊した阿蘇神社は復旧は進んでいるとはいえ伺う勇気が無く。遠くからご挨拶。
細い道を進んでやっと工房に到着。
まりあさん初めまして!
とびきり明るく温かい笑顔で迎えて下さった。
工房も明るくて素敵な絵が沢山飾ってある。
その中で1枚の絵にTちゃんが気付く。
「 黄金の稲穂! 」
Tちゃんは友達のシェアで。
私はFacebook友達の 渡部克美さん(https://www.facebook.com/profile.php?id=100010619228393)の動画で目にしていた。
「あら?知ってる? 今日 黄金の稲穂を御伝授しましょうか?」と まりあさん。
2人共 いきなりの共通項と展開に驚きを隠せない。
まずはTちゃんから。次は私。
これは言葉では表現出来ないの。
でも言えるのは 神社などで宣言するだけでは
今ひとつ足りない気がずっとしていたのが
やっと隙間が埋まった感じ。
私が求めていたのはこれだったと感じた。
 
八大龍王水神社に詣ると決めて
今まで訳あって避けていた龍神祝詞を
覚え始めていたのだがなかなか覚えられずにいたら まりあさんが祝詞を歌にされててそれも驚いた。
 
楽しく不思議な時間は一気に過ぎて外は真っ暗。
再会を約束して工房を後にした。
ペンションの料理も素晴らしく
可愛い部屋に心が はしゃぐ。
良い出会い 良い時間。
この前まで知らなかったのに本当に不思議。
明日もどんな日だろう!
胸いっぱいで眠りについた。

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