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#6 みんな子どもだった=14

どうしても文章を書くと長くなってしまいがちです。
僕は文章を読むのも書くのも苦手な少年でした。作文なんて大嫌だったし、「夕読み」という朗読を親に聞いてもらう宿題が小学生の頃にあったのですが、本当に大嫌いでした。今回は短くするぞ!

多分…。

子どもの頃は、活発な野生児でした。近所の川で潜ってヤマメ、ニジマス、アユなどを捕り、そのまま岸際で焼いて食べたり、列車が走る鉄橋から釣り糸を垂らして、電車がきたら慌てて逃げたり。そんな少年でした。

その頃にどうしても戻りたくて戻りたくて、
心が張り裂けそうになった時期がありました。
「今」がうまくいっていないと、過去の記憶や違う世界にすがりたくなる
そんな気持ちになった事がある人は多いと思います。

子どもは本当に純粋で、真直ぐですね。
夢や憧れを何の疑いもなく抱くことができる時期だし、
一番本能的で人間らしくいられる時期だとも思います。
学童保育でお仕事をしていた時期がありますが、
改めて子どもの持っている発想の豊かさと、
自由を客観的にみさせてもらいました。

大人になると、知りたくない事まで知らなきゃいけない
大人になると、飲み込まなきゃいけないことが多い
顔色を伺う事にもなれて、嘘をつくことにもなれてしまう
そんな大人になった自分を嫌いになった事がありました。

でも今は違います。
大人になると、この世界のたくさんの人達の生きる姿が見えてきました。
特に、旅に出てから感じた事ですが、浅く聞こえてしまったらすいません。

誰もが一生懸命生きている

当たり前の事なんですが、
本当にそう感じました。
生きる為に苦労はつきものですが、
その大きさは比べられるものではありません。


毎日の生活に追われる人、
生きる事に絶望してしまった人、
ちょっと理不尽な上司や、
駅で怒鳴っている中年男性。
マナーとは無縁に大股拡げて電車で寝ている若者。
コーヒーをかき混ぜながら陰口を共有する女性、
高架下で寝そべるホームレス、
病室のベッドから遠い世界を眺める人、

きっと僕らの見えない所で必死なんだと思います。

誰でも幸せになりたいと願って今を生きていて、
そして誰でも子どもだったと思うと、
全ての人が愛おしく感じてしまいます。

あの日酷い言葉を投げつけたあの人も、
もぐもぐとご飯を食べ、子どもの頃があったと思うと、
そんな言葉もどうでもよく思えてしまうんです。

そんな唄を僕は歌っていきたいと思います。



『明日という日があなたにとって素敵な一日になりますように。』

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