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FE3H、翠風の章クリアの所感

そういえばこの日記を書かなくなって大分長らく経っていますね。
現在、80時間ほどプレイを重ねまして三つの章(翠風/紅花/蒼月)をクリアし、様々な感想が湧き出たので簡単に覚書にしたいと思います。金鹿はともかく、青獅子はクリアからかなり時間が経っておりあまり覚えていない&もう一周する予定なのでとりあえずは翠風から。

※ネタバレ&著者本人の思考/考察です。ご自衛ください。

 まずは、前回の覚書では「青獅子の章をノーマル/クラシック」で始めたとしか申し上げておりません。情報が少なすぎる。ですので簡単に青獅子プレイ時のメモを残しておこうと思います。
 まず、前回の覚書の時に「ノーマル/クラシック」ではじめましたが、EP3ほどまで進めて心が折れました。無理だと。死なないように立ち回っていたら倒せねえと。そしてやりなおしました。
 そしてそのまま「ノーマル/カジュアル」というあまりにゆとり世代な環境でプレイしていたのですが、推しに心血を注ぎすぎました。お金もそそぎました。そしてそれ以外のコの育成をサボりにサボったせいで支援もあまり溜まらず、プレイスタイルが「レベルの低い味方を盾にして強いヤツを進める」というあまりにもあまりにもな戦術。お前は本当に指揮官に向いてねえな!と思いながら進めておりました。
 一級品に戦えるようになっていたユニットはアッシュくん(スナイパー)とディミトリと先生、それからカトリーヌとセテスだけです。スカウトはひとめぼれしていたリシテアちゃんのみ、そんなガバガバ戦術だったのでラスボス線で初の敗北を味わったりなどしました。本当に育成を……サボっていて……
 そんなこんなで「どうしてこんなことをするのエーデルガルト! そして結局先生の出自ってなんなの?!」と疑問点を叫びながらゲームを終え、エンディングを見た後……

 本当は1ルートだけやってゲームを終わるつもりだったのですが、久々にプレイして走り切った青獅子ルートが、とても楽しかったのにすべてに疑問点が多いまま終わってしまったことが悲しく、もしやこれは全ルートやってはじめて全貌が明らかになるのでは?と思い金鹿をはじめるはこびと相成りました。


金鹿の学級へ

 ヒルシュクラッセへ行く前に、深瀬は攻略サイトを見ることを自分に許可致しました。わたしはこのゲームを味わい切れていないのでは……?と思いながら攻略を見て、今度は真面目にユニットたちを育成しよう……とノートに簡単なメモをとり、それから始めました。

 クロードくんは頭の切れる格好いいキャラクターです。一部のあいだもこちらを疑うようなそぶりを見せながらもなんだかんだと信頼して背を預けてくれる参謀、卓上の鬼神、謀略の寵児~~~~だいすきです。
 金鹿ルートはとにかく派手で横道なストーリーだな、と思いました。わたしは彼の意見や行動は賛成できる部分が多く、感情移入ができる場面がたくさんあったからかもしれません。

 クロードくんはその腹に一物抱えながら必死に生き、誇り高き理想へ手を伸ばす姿が格好良く描かれているなと思います。理想のためなら手段は選ばない、しかし泥臭いとさえいえるその姿勢に反して表向きはどこまでも頭の切れるムードメーカーな盟主様。ヒルシュをまとめあげる才覚も確かだと思います。

 次に印象的だったのがヒルダで、最初は「ギャルか~苦手だな」と思って距離を置くかなとさえ思っていたのですが、ふたを開けてみればなんとまあ魅力的な女の子ときました。なんだかんだと姉的役回りを請け負い、自分のカワイさに自信があり、期待されるのがきらいだと言う。ヒルシュは自分の好き嫌いがはっきりしているキャラクターが多く、単純にわたしと性質の面で合っていたなと思います。

 前周の反省を生かし、今回は全員をきちんと育てた結果、全員の戦力が最終的には過多かな……くらいになりました。なるほど、こうして育てれば確かにクラシックでも楽しく遊べそう。
 スカウトメンバーはアッシュにリンハルトとカトリーヌ、それからツィリルでした。セテスはなんだかんだと最終戦闘まで付き合わせることになるつよつよ飛行ユニットで頼りにしています。アッシュくんもこれを機にとドラゴンマスターに育てあげ、戦場を縦横無尽にとびまわってはつよつよ弓を打ってくるヤバいユニットになりました。ついでに宝箱も開けられるときたもんだ。名実ともにうちのクラスで常にずっと最強です。

 そんなアッシュくんも、一時期は敵に回ったりなどしました。二部の戦争編でユニット編成にいないので「!?”」となりましたが、どこかでロナート卿代理として戦場に立っていて、「どうしてぇ!!」っていいながら殺した記憶があります。殺したら仲間になりました。ハッピー!(じゃない)


 翠風のエーデルガルトですが、潔くてすごく素敵だなと思いました。私を殺さなければ先へ進めない、と言われるあのムービーで心がいたいやらなんやらで……蒼月の記憶が薄いので定かではないですが、翠風と蒼月で何かがすれ違っていたのでしょう。そうでなければ蒼月でエーデルガルトちゃんがあんな魔物になって……ウッ……

 エーデルガルト戦がEP19あたりで来たことに「?」となっていたのですが、そのあと復活するネメシスに驚きながらぶちのめしました。こうして得体のしれない闇にうごめく者たちをボコボコにするのは楽しいもので……なんといいますか、本当に王道だなという印象でした。そもそも三学級が斧・槍・弓と剣がない(主人公が持っているからでしょうが)こともあるでしょうが、なんとなくどこも武器から漂う「王道」の印象がなかったのです。ですが金鹿は本当に王道の王道、なにもかも全てが解決したという所感でした。
 血塗られた道を越え夢をかなえようとするエーデルガルトを押しとどめ、それながらにエーデルガルトの悲願だった貴族制の廃止と国家の在り方を変える理想を成し遂げ、闇に蠢くものたちもネメシスも討ち果たし、レアも長くはなく後顧の憂いが一番薄いルートかなと思います。
 蒼月では闇に蠢く者たちについても、レアについても、主人公の出自についても特に説明がないまま終わってしまった(わたしが取り逃した・聞き逃しただけなのかもしれない)ので、金鹿でそのほとんどの謎が解け気分が良くなりました。蒼月は統一したはいいものの闇に蠢くものたちが残ってるし普通にヤバいですしね。

 先生の心臓が脈打っていないのも天帝の剣を扱えるのも、それもこれもレアに全て仕組まれたことだったと聞いたときは非常に驚きましたが、同時に母なるものである神祖にもう一度会いたかったと乞われ仕方なかったと頷きました。蒼月と翠風では、教団は黒い部分もあるものの人々を救うすばらしき存在であると感じざるを得ませんでした。どの団体にも後ろ暗い部分はあり、金も青も赤も教団も、どこか突かれれば痛い部分は持ち合わせているものです。それなら、アドラステア帝国よりはセイロス聖教会が私の肌に合っている──(これはのちに紅花を進め、半分ほど覆りましたが)のだと思います。

 引き継ぐセーブデータのペアエンディングはクロードを選びました。なんとなく「結婚」だのなんだのの言葉が出てくるのが薄いエンディングでしたが満足です。うちのベレスは彼のパートナーとして精一杯やっていってもらいましょう。
 指輪を選ぶ直前のセーブデータを分け、それ以外のエンディングもゆっくりと回収中です。いまはセテスとソティスのエンディングを集めたので、残りの男子勢もゆったりと。

 そんなこんなで翠風の章(ノーマル/カジュアル)、つつがなくすがすがしい気持ちで終えました。主人公の出生の秘密も明らかになり、フォドラも統一され気分がよく、そのまま気は進まないですが黒鷲ルートへ手を出すことに……。ついでにプレイスタイルはクラシックへ移行。ドキドキがあったほうが楽しいですからね!
 なんと紅花はプレイした時間は大体三日くらいじゃないかと思います。大体丁寧にやれば一周30時間ほどなので、三日あれば終わりますからね。紅花ルートの所感は「undertaleのGルート」でした。なるほどねぇってかんじ。非常に考えさせられるものだったので、またの機会にまとめようかな。


私が叫びながらゲームプレイしているアカウントはこちら。生の叫びが効けます。→深瀬🎮
それでは今日はこの辺で。

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