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地区大会におけるタイトル選出戦術

どうも、こんにちは
入院前に何をしているのか秋月空子です。

今回は、タイトル通り「地区大会におけるタイトル選出戦術」と銘打って
私が思うタイトル選出する際に考えた方がいいことを少し書いてみようと思います。

もしよければ、お付き合いください。


競争地位について

さて、タイトル選出戦術といいましたが
まずは、各タイトルを4つの分類に分けようと思います。

分ける箱として「競争地位」を参考にリーダー、チャレンジャー、ニッチャー、フォロワーの四つを用意します。
まず、「競争地位」とはなんぞやと申しますと

ある特定の業界内にいくつもの企業がビジネスを展開している場合、
マーケットシェアの大小、経営資源の保有量や質などに応じて業界内の立場の強弱、立場の違いが生じます
。競争地位とは、それらの量的経営資源と質的経営資源から企業を以下のように
リーダー、チャレンジャー、ニッチャー、フォロワーの4つに類型化し、
業界内でのポジションに応じて企業が取るべき戦略目標を提示したものです。

引用:https://www.axc.ne.jp/preparations/glossary/strategy_position.html

まあ、ざっと言えば、同業種の企業を4つの箱に分けてそれぞれの立ち位置がどうなってるかわかりやすくできる指標とお考え下さい。

では、その4つの箱のそれぞれの役割を少し解説すると

・リーダー
「競争地位」では、市場でトップシェアを持ち市場の主導権を握っている企業に与えられる箱です。
今回の解説では、いわゆる環境トップ(Tier1)がこれに当たります。
今期で言えば、D_CIDEや五等分の花嫁の五月がこれに当たるでしょう

・チャレンジャー
「競争地位」では、市場でリーダーに劣るもののそれに匹敵する力を持っており
リーダーの地位を脅かす位置にいる企業を指します。
今回の解説では、Tier2,3などにいるタイトルを指します。
今期なら、五等分の花嫁の二乃や
冴えない彼女の育てかたやホロライブやアサルトリリィがこれに該当します。

・ニッチャー
「競争地位」では、チャレンジャーと同じ質を持っているが量では劣る場合はここに分類されます。
リーダーやチャレンジャーと異なり、広く浅くではなく特定市場に集中して狭く深くを主戦術とします。
今回の解説では、環境にはあまりいなかつ、リーダーやチャレンジャーに無い特色を持ち
リーダーやチャレンジャーに対してある程度優位に立てるデッキをここに分類します。
環境を深く理解していないとなかなか代表例を選出できないのですが
東京リベンジャーズやプロセカなどが該当すると推測します。
また、追加込みで見ていいならシャーロットなんかもここに入ってきますね。

・フォロワー
感覚的にはチャレンジャーの下位互換と思ってください
企業で言えば、リーダーの商品を模倣しそれを低価格で売るなどの戦術を取ったりします。
今回の解説では、その他タイトル的な立ち位置になります。
今回の説明では説明しません。


長くなりましたが、それでは「タイトル選出戦術」についてお話していきます。

リーダー

まず、リーダーについてお話しします。
リーダーのタイトルを選出する最大のメリットは「全勝する確率が最も高い」ということです。

まず、タイトル自体が強いです。

何を当たり前のことを言ってるんだと思うかもしれませんが、地味に忘れがちなことなので書いてます。

リーダーということは、同格の1位があるにしてもその環境で一番強いということです。
つまり、対戦する相手のデッキパワーが最大でも同格までということになります。

このゲームでのプレイヤーの戦闘能力は、大まかに区分すると
「タイトル力」「プレイヤーの腕(デッキの練度とか実力とか情報とか)」「運」の掛け算になると思います。

このうち、1つの要素をどれだけ悪くても五分五分に近い値まで持っていけるのが、環境トップの利点の一つだと思います。

また、「タイトル自体が強い」に付随することとして、情報量が多いことも上げれると思います。

強いデッキはそれだけ使う人が多く、情報を得る機会が多いことになります。
なので、プレイヤーの情報力や腕をある程度底上げすることができます。

以上のことから、「タイトル力」「プレイヤーの腕」の二要素を人を選ばず高くできるリーダーは
「誰が使っても強い」といっていいと思っています。

そして、誰が使っても強い=全勝する確率が最も高いわけです。
ですので、リーダー最大の強みはそこにあると思います。

じゃあ、デメリットはないかというとそんなことはありません。
デメリットは、「情報が出回りすぎているということ」です。
カードに記載されている情報や、対戦動画などから情報を収集し
対策されると辛いところがあります。

ただ、ごくまれにそんなの関係なしに大暴れするデッキもありますのでそん時は仕方ない。うん。

また、これが一番のデメリットですが
1敗した時点で、入賞確率がかなり落ちます。

強いデッキです。使う人がたくさんいます。
ヴァイスは1敗ラインで予選を終了した場合、タイトル被りを考慮し決勝ラウンドに進める人を決定します。

当然、全勝枠の人とタイトルがかぶっている可能性は大いにあり
敗者復活は絶望的です。

なので、リーダーデッキを使う際は敗者復活という甘えを捨ててくるものすべてをなぎ倒す覚悟が必要になります。

以上がリーダーのメリットデメリットです。

次は、チャレンジャーです。

チャレンジャー

チャレンジャーのメリットとしては
「豊富な選択肢」「リーダーにも劣らない情報量」「1敗ラインでの抽選上がりに賭けれる」があると思います。
「豊富な選択肢」はそのままですね。
リーダーを見たうえでチャレンジャーが決定されるので、選択の余地があります。
ですので、プレイスタイルやリーダーに対するメタカード、作品の好みに合わせてタイトルを選定できます。

「リーダーにも劣らない情報量」はそもそもチャレンジャーは、
・リーダーが格落ちしてチャレンジャーになった
・新弾(追加含む)が出たがリーダーになり切れなかった
の、どちらかが多く、リーダーが格落ちの場合は情報量がリーダーと同等量以上あります。(こっちが先に発売されてる分)

ですので、情報量的に回し方やデッキ解説などに困ることはありません。

そして、「1敗ラインでの抽選上がりに賭けれる」。
ここはつまり、予選なら1度負けてもチャンスが大いにあるということになります。

どれだけ、強いプレイヤーでもTCGの場合負ける可能性というのは必ず存在します。
そこを、埋めてくれる可能性があるのは大きなメリットになります。

ではデメリットは何になるかというと
「リーダーと純粋なデッキ力勝負をすると大体は負ける」「決勝ラウンドでは若干不利になる」ことです。
まず、「リーダーと純粋なデッキ力勝負をすると大体は負ける」ですが、当たり前ですね。

リーダーと純粋なデッキ力勝負して勝てるのであればそのデッキがリーダーになるでしょう
という話です。

ですので、ここは対策が必要です。
例として、早出しを多面するデッキがリーダーならこのカードを

ストックを積むデッキならこのカードを

などの、対策札を入れましょう。

「決勝ラウンドでは若干不利になる」については、リーダーと比較してという話になります。
決勝ラウンドでは、ニセコイ一強環境時代レベルや環境デッキが3,4個存在する状況でなければ
基本的にはリーダーよりチャレンジャーと当たる機会が多いと思います。

その際に、デッキ優位が取れないのは地味に効いてきます。

また、環境デッキが3,4個ある際は、正直かなりきついです。
当たるデッキのスペックがが良くてチャレンジャー同士で五分五分
悪ければ、相性不利などが起こりうるからです。

なので、環境デッキではない+決勝ラウンドで勝ち切れるだけのデッキ
を選択する必要があると思います。

ニッチャー

では、最後にニッチャーです。
ニッチャーのメリットは「1敗ラインでの抽選上がりに賭けれる」「使用者が少ないこと」「情報不足故の対策がしにくいこと」です。

「1敗ラインでの抽選上がりに賭けれる」は、チャレンジャーと同じですが、ぶっちゃけチャレンジャーよりもこの点では優位かもしれません。

「使用者が少ないこと」はそのままですね。
まだ、誰も使ってないや使用者が少ないことで対策札を入れる等の計算から外される可能性があるので
マリガンでタイトルが判明しても対策してねぇ!なんてことが起こりえます。

「情報不足故の対策がしにくいこと」は、基本的にニッチなデッキなので
使用者が少ない分、対戦経験や対戦動画や解説動画などが無く
対策のノウハウがないことで情報でのアドバンテージが取れます。
場合によっては初見殺しということもできます。

デメリットは基本的にはチャレンジャーと同じですが、もう一つニッチャーにはあります。
それは、「情報量」です。

まず、ニッチャーに分類されるデッキってどこで知りました?
分類されているデッキを見つけたとして、どのようなデッキ構成でどのように戦いますか?

これらの情報が圧倒的に不足しており、下手に手を出すとチャレンジャーの下位互換になりかねません。

ですので、高度なプレイヤーの技術と知識、場合によってはデッキビルド能力が必要になります。

なので、簡単には手を出せないポジションになります。

情報が完全に出回ってからニッチャーのデッキに手を出すと
対策される可能性があるのでそうなっては意味がありません。


まとめ


以上のことから、あくまで私個人の感想ですが、

ネオスタンダードでは、リーダーorニッチャー
トリオサバイバルでは、リーダー3積みorリーダー1積みチャレンジャー(ニッチャー)2積み
のタイトル選出が入賞の近道じゃないかなーとか思ってます。

最後にですが、こんな私ですが
実は最近まで、地区大会とかの大型大会ではニッチャーorフォロワーデッキを使うことが多かった人ですw
ですが、今年、いろいろな人とチームを組んだりいろいろなデッキを使った結果
色々と多くのことを学ぶことができました。

もし、この記事が参考になれば幸いです。
駄文ではございましたがここまで見て頂きありがとうございました!

まったねー!

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