soramimi

全部そらみみです

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最近の記事

ただそこにある

久しぶりの更新です。育児のことなどをもっと書くつもりでnoteを始めてはみたものの、、ななんと2年ぶりではないですか。日々思うことはあれど、文章を書く(とくに推敲する)余裕がなくて現在に至りました。余裕がないというのは主に気持ちの部分です、子供のこと家族のこと仕事のこと。医療機関に勤めているためコロナの波が来るたびに少なからず影響を受け、子供と家族の体調に神経をすり減らし、気持ちが落ちたりすることもありました。時間的な余裕のことを言えば、子供が2歳になった頃から少しずつですが

    • 真夜中の授乳に思うこと

      5月に子どもが生まれ、授乳のため夜間に起きる毎日です。ちょっとした散歩や買い物以外は1日中家にいて、手のかかる赤ん坊と2人きりの時間がほとんど。そんな日中の慌ただしさとは打って変わって真夜中の授乳タイムはまるで時の流れが違う国に迷い込んだかのように、わたしにとってなんだか不思議で特別な時間です。灯りを落としたリビング、寝不足でぼぅっとする頭、ちゅぱちゅぱと一心に吸啜する赤ん坊、夫も草木も何もかも寝静まっている。そんな中に身を置いていると、ふいに昔のことを思い出すのです。それは

      • 生まれたことに気付いていない娘、ホームシック

        先日帝王切開で女児を分娩しました。手術当日は無事生まれたことを確認して鎮静をかけてもらったのでゆっくり対面は出来ず、術後2日目から母児同室開始となりました。あらためてまじまじとわが子と対面してみると、産着とタオルに包まれコットに収まっている娘は本当に小さく頼りなげでした。抱き上げるのにもこちらが息をつめてそおっとそおっと。ミルクもあまり飲まず、泣きもせず、この、非力でふにゃふにゃの生きものはまだ赤ちゃん以前のものだ、というのが率直な感想でした。予定日より2週間早く突然お腹から

        • 赤ちゃんがやってくる!

          明日、赤ちゃんがやってくる。やってくるんです。 正確にいうと約10ヶ月前から私のお腹の中ですでに生命の育みは始まっていたわけなのだけれど「ついに、ついにやってくるのか...!」というのが今の率直な思いです。 悪阻で水分やりんごしか喉を通らず、職場の同僚に「小鳥の食事」などと言われた秋。祖母の三回忌翌日にインフルエンザ(しかもB型)を発症し、一族もろとも罹患してたらどうしよう...と心配した冬。新型コロナウイルスに翻弄されながら産休に入るまで医療機関で働き、休みに入ったとた

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