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#1 vol.1 化学×宇宙「村木風海」さん

そら好き、みき。


みなさんはじめまして、8月からコスモ女子でインターン生として活動している”みき”と申します!

このたびついに、コスモ女子noteマガジン企画「宇宙で働きたいあなたへ!私が紹介したいキラキラさん。」シリーズがスタートします。

このシリーズでは取材させていただいた方のお話をvol.1,vol.2...と、何回かに分けてコアに書いていけたらと思っています。宇宙が大好きな方へ、宇宙で働きたい方へ、どんどん広がる宇宙を舞台にしてきらきら働く「キラキラさん」を紹介していきます!

この記事が皆さんにとって、新しい宇宙を知るきっかけになればと願っています。

それでは!

記念すべき第1回目に紹介させていただくのは、 一般社団法人 炭素回収技術研究機構(CRRA:シーラ)代表理事・機構長であり、現役東大生
村木風海さん

村木さんの活動は「地球を守り、火星を拓く」がコンセプト。
小学4年生のころから続ける独自の二酸化炭素回収の研究を中心にした村木さんの活動が目指す先は、地球温暖化や火星移住に関する問題解決、そしてさらにその先にはタイタン、エウロパへの探査まで、、…!!

それではさっそく、キラキラ輝く活動を続ける村木さんのお話を、どうぞお楽しみください!!


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vol.1
1.「村木風海さん」 profile

2.火星に行こう!小4で描いた夢を追いかけて
3.夢を現実に!宇宙に近づくCO2の研究活動
vol.2
4.研究生活と学生生活
5.「かっこいい×ゆるふわ」の精神
6.村木さんを支えるモットー
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1.「村木風海さん」 profile


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名前
村木風海(Kazumi Muraki)
誕生日
2000年8月18日
研究分野
CO2直接空気回収・CO2資源化
炭素素材・大気圧プラズマ化学

これまでの活動
炭素回収技術研究機構CRRA 設立。異能vationプログラム採択、Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2019 サイエンス部門 受賞など、多くの賞を受賞。『KIBO宇宙放送局 開局特番 〜WE ARE KIBO CREW〜』など、メディア出演も数多くこなしている。
 ここには書ききれないほどの情報量なので、
さらに知りたい!という方はCRRAのHPにて、村木さんのプロフィールをご覧ください!ユーモアにあふれていてついクスッと笑ってしまうプロフィールです、ぜひ!

村木さんの活動記録
このページでも、これまでの活動が見れますよ!
村木さんtwitter
村木さんYoutube
村木さんnote



2.火星に行こう!小4で描いた夢を追いかけて 

小学4年生のころに読んだ、おじいちゃんからもらったスティーブンホーキングの本。そこに広がっていた火星の世界、そこに広がる赤い平原と青い夕日…。

この景色、自分で見たい!火星に行こう!

これが村木さんの研究生活の始まりでした。小学校の授業の一環として始まった一年間の研究課題では、火星の大気の約95%を占める二酸化炭素について研究していくことに決め、研究を通して二酸化炭素の魅力に引き込まれていく村木さん。


小学校での研究課題が終わった後もそのまま中高と二酸化炭素についての研究活動を一人で続ける中、中2の時に図書館で偶然出会った本をきっかけに気候工学という学問分野を知り、自分の研究が火星だけでなく地球を守ることにもつながることに気づいたそうです。

その後中学生の間に二酸化炭素回収技術の仕組みを作り出したものの、

実際に初号機を作るには100万円は超えてしまいそう…

と、学生にとってなかなか超えられない資金問題にぶつかったりもしながら、高校2年生で総務省の異能vationというプロジェクトに採択されたことをきっかけに

「炭素回収技術研究機構 CRRA」

を設立し、ついに「ひやっしー」開発を実現することができました。(ひやっしーについては3.でじっくり紹介しますね!)


村木さんの研究機構は温暖化についても宇宙についても研究を行うハイブリッドな研究機関で、その組織図は陸海空そして宇宙を網羅しています。

温暖化と宇宙の研究は密接にかかわっていて、同じ研究機関で研究を進めていくべきだ!

という村木さんの考えのもと、このような新しい組織を作ることを決めたそう。

現在は、秋葉原に研究室を置いて研究を進めていて、はじめは一人だったCRRAのメンバーも少しずつ増えてきているのだとか。これからの活躍が楽しみです!!


<私の心の声…>
小学生のころから一人で研究を続けるってすごい!

子供のころから科学館やサイエンス教室に通っていたこともあり、学校で学んだ基礎的な内容を組み合わせて応用していくことが得意で、自分の部屋でひとり研究活動を進めていたのだとか。
私が実際に見せてもらった村木さんの小学校の頃の研究報告書には火星の絵とともにエクセルで作ったグラフも張り付けてあったり、研究に対する気持ちがこもった報告書でした。

取材中お話を聞いていると、これまで決して順風満帆な道のりではなかったという印象がありましたが、それでもコツコツと研究を続けてきた今、村木さんの研究には多くの注目が集まり社会に受け入れられているということが伝わってきました。



3.夢を現実に!一歩ずつ宇宙に近づくCO2の研究活動

CRRAを設立し、研究生活も本格化していく中で、現在は「ひやっしー」「とるっしー」の制作や「そらりん計画」などの研究活動が進んでいます。初めて聞くと、え!なになに!?と一瞬思ってしまう、研究プロジェクトとは思えないゆるふわネーム。

「技術は最先端。名前はゆるふわ。」

という村木さんのモットーがあふれ出ています。こんなにかわいい名前と見ためですが、技術は最先端。この計画はどれも二酸化炭素を空気中から採取して活用するために研究されている装置で、未来の地球を温暖化から救ってくれるとても意味のある研究です。

今回私は、ひやっしーを実際に見せていただきました!
ひやっしーはちょうど飛行機の機内に持ち込めるスーツくらいの大きさで、この中に二酸化炭素を回収するための液体が入っているそうです。
二酸化炭素の回収がメインですが、そのほかにも今いる場所の二酸化炭素濃度を測ったりすることもできます。

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そしてさらに、お話をすることもできます。
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私「ひやっしー!」

ひやっしー「どした?」
私「えーーーーー!!!」
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こんなにかわいくてユーモアがあると、地球温暖化を止めるための存在であることをつい忘れてしまいそうです。

ひやっしーで集めた二酸化炭素はとるっしーで回収することで、農業ビニールハウスを温めるのに利用したり、炭酸水を作ったり、身近にあるいろいろなものに役立てていくことができます。

そらりん計画
では、集めた二酸化炭素をそのままガソリンにかわるエネルギーに変換し、乗り物を動かしたりすることができるようになります。

この開発、エネルギーに変換する過程もとてもシンプルなので、コストがかかりすぎることもなく、また、エネルギーを作るときに実は二酸化炭素が発生しています…ということもないので、二酸化炭素排出が大きな問題となっている今の地球にとって、「環境にも、そして社会にもすごく優しい開発」なのです!


そしてこの技術が未来では二酸化炭素95%の火星でも…!これからの村木さんの研究から、目が離せません!!


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最後に上の写真は、ひやっしーを椅子に載せてみたらかわいい!と村木さんがセッティングしてくれたときの写真です。ひやっしーの表情がたまらないですね!

地球を守り、火星を目指す村木さんの研究、まだまだ話したりませんが続きは、vol.2で紹介させていただきます!どうぞお楽しみに!


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コスモ女子


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そら好き、みき。
2020夏~のいろいろ!気象学専攻院生。研究をしながら、クリエイティブの道も模索中。絵本をつくってる!7月から、旅に出てる〜!秋は🇸🇬🇲🇾へ!