見出し画像

アイドル見てて思い出したこと

昨日、アイドルのライヴを見てきました。
24Emotionsというグループのアメイズド・ハルナちゃんの生誕祭で、会場は彼女の担当カラーの赤のペンライトで埋め尽くされてとてもキレイでした。

で、ゲストに出てきたAKIARIMというグループのメンバーがMCで
「ハルナとは小学生の頃からの友達で、同じダンスチームだった」と話していました。わたしの後ろには当時のチームメイトと思しき20代女性が数人。
そこでふと思い出したんですね。

2009年くらいだったと思うんですが、当時レギュラーで入ってたイベントで知り合ったダンサーの友達から「小学生のダンススクールの発表会でDJやってほしい」というお誘いを受けたんですね。聞けばちゃんとギャラが出るという。これはありがたいとOKしました。

当日行ってみると会場はなんと六本木のそこそこ有名なクラブ。そこを営業時間外の昼に借りて発表会をやる、というものだったのです。子供をダンススクールに通わせる余裕があるくらいの親御さんがお金出し合えばたしかにこれくらいはできるだろうな、などと思いつつサウンドチェックなどしていたら次々と親子連れが入ってきました。

そこでこのお仕事の本質がわかったのですが、もちろんDJもする。そして発表会が始まったらダンスのBGMをかける係でもある。しかしそれ以上に重要だったのが「ダンサーと言う名のおこちゃまたちの面倒をみる」ことだったのです。
なにしろ小学生ですからエネルギー有り余ってるわけです遊び盛りです。
走り回る子供たちをつかまえて舞台袖に待機させたりいっしょに遊んだりするのが大変でした。

発表会で踊るおこちゃまたちはかなり本格的なダンスをやっていてステージそのものはなかなかに見応えのあるものでした。とはいえ小学校低学年の女子がレゲエ系のすごい勢いで腰を振るダンスをしてるのはなんかこういろいろ考えさせられるものがありましたが。(本人たちは振り付けの意味とかわからないんだろうなあ)などと思いながら見てましたが。

ギャラをいただくときに保護者グループのママさんたちとお話をさせていただきましたが、「いいとこの奥さん」って感じでした。
習い事としての「ダンス」ってどう将来役に立つのだろう?と当時は思ったりもしたのですが、ステージでキレッキレのダンスを披露するハルナちゃんを見て、きっとこうやって役に立てている人もいるのかな、あのときのおこちゃまたちの中にも、もしかしたらその後アイドルを志してどこかのライブハウスで歌って踊ってる子がいるのかもな、などという思いを巡らせたので、こんな文章を書いてみました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?