MV制作オンラインセミナーで感動したことは掘り下げる深みだった

今日は、"「クリエイティブの裏側」MV制作プロセスとメイキングを大公開"というオンラインセミナーに参加しました。
一言で言って最高だった。
何が最高かって、取り組み方が最高だった。

緊急事態宣言の発令により、リモートでの作業が増えました。
正直仕事自体は減っているので正直特にやることはなく、せめてスキルアップしたいなと思い申し込んだのが上記のセミナー。
動画編集の仕事をしているため、何か学べたらと思って申し込んでみたのですが…技術もさることながら、取り組み方がすごい!
こりゃ仕事頼みたくなるわ、動画作ってもらえたら嬉しいわ、という感想でした。

何がそうさせるのかって、一番はプレゼンでした。
実際のプレゼンをしてみたりとかしたわけじゃないんですが、プレゼンの資料を見ただけでもう…この人に作ってもらったら安心だわ感が半端なかったです。
注文をする当事者よりも作品のことをわかろうとする熱量というか、作品への深掘りがすごい。

「このMVからこういうことを読み取って、こういうことを感じたので、こういう風なストーリでー表現していきたい。実際の映像はこんな感じになると思う(実際に静止画を展開)。」

ここまでしてくれるんだったら、もう全部お任せしたいです、っていう気持ちにならざるを得なかった。
自分はそこまでのことができただろうか?いや、できていなかった。
相手を納得させられるぐらい、相手のものを理解できたことなんてなかったような気がする。
曲についてヒアリングをしたと言っていたけど、どういうヒアリングをすれば自分の思い描く動画制作に近づけられるのか質問できればよかったと少し後悔。

そしてまたそこにプラスしてそれを具現化(表現)する能力=技術力を持っている。

そのあとMV制作の過程も教えてもらえたんだけど、やり方っていうよりもこだわりに脱帽でした。
1つの演出だと単調だから2〜3種類重ねるのは必須とか、そんなの1つで満足しちゃってたよこっちは。
でもなんか言い方も「僕はこっちの方が好き」とかいう言い方なんですよね。
こうしないといけないとか、こうじゃないとこう見えない、とかじゃなくて、「自分はこうの方が好きだから」っていう言い方をするのもすごく好感を持ってしまった。
すごく時間をかけてやらないといけないこととかも、普通に時間かけてやってた。でもきっとそれが必要だということもわかっているんだろう。

なんか動画が好きなんだなーって思った。
「好き」という気持ちがないとできない所業だと思った。

だって途中で「点滅させてるけど、目視じゃわかんないですよね。」って言ってて、「え!?見てわからないけどやる意味とは!!??」と思ったんですが、きっと動画が好きでこうしたらこんな風に良くなるに違いない!っていう気持ちでやってるんだろうなって。さも楽しそうにやってるから余計に、ないよりはあった方がいいんだろうなーって気にさせられる。目視はでいなかったけど。

どうやったらめっちゃいい動画ができるだろうワクワク!

常にこんな気持ちでいられるんだろうなって思った。
もちろんそのためにすごい時間や労力を割いているんだろうけれども。
鶏が先か卵が先かみたいな話かもだけど、正直どっちもあってからこそなんだろうしな。

最後に、すごくいい話だなって思ったのでこちらも紹介。
動画を作ろうと思った際には、自分の能力値で判断するのではなく「自分がなんでもできる」と思ってから考えるといいっていうお話。
そこから、どれだけ時間がかかるか。どれぐらい勉強しないといけないのか。購入すればなんとかなるものか。誰かにお願いした方がいい話か。などなどの条件を考えて進めていくと。

確かに、つい自分の能力値内でできることを探してしまって、そうすると出来上がった動画についてはなんだかMAX値を低く感じてしまう…。
これはクリエイターでありがちなことなんじゃないかなって思いました。

自分に知識ができてくるからこそ、難しいからとか時間がかかるからとかでやめてしまう。
それってすごく可能性を狭めてしまっていることなんだなって思いました。

年始に別のオンラインセミナーに参加した際すごくおもしろかったので今回も参加してみたんですが、またもや当たりセミナーでした!
ありがたや!

身近に動画編集をやっている人がいないので、マインドの高さを保つにもすごくいいです。
緊急事態宣言で家時間を持て余すこともあるかと思うので、そういう方はオンラインセミナーとかいかがでしょう??

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