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勝ち負けと将来

風邪もあっという間に治して、14歳の誕生日も無事祝うことができたむすこが、こんどはサッカークラブチームの合宿に出かけていきました。
おとうちゃんは、痛風の発作が長引いているし、それにむすこの風邪も感染ってしまい喉が痛いし軽くだるい。
そして前々から痛い五十肩ごじゅうかたもたまらん。
客先に出かけないといけないし、ただでさえ暑いし、おとうちゃん的には最悪の夏であります。
もう、こんなに暑い夏に旅行するのはやめようかな?と考えているところです。
でも、こどもたちがこんなに元気で楽しそうに過ごしているのをみるとまさに老体にムチを打って出かけたのはよかったかなと思っております。


夏の合宿に出かけたむすこです

さて、合宿に出かけたむすこですが、今回も全部自分で用意して出かけていきました。
本当に楽になったものです。
期間は2泊3日。

合宿の目的

合宿ではいつもそうですが今回も総合的な選手育成を目指してくださるそうです。
サッカーに関する、技術、戦術(その理解力)、身体面は当然なのですが、
社会、精神・心理面プログラムで本人の主体的になれるように改善していくことを目指すそうです。
今の能力から出来ることを積み上げていって将来活躍出来る選手の育成がクラブの目的です。
勝ち負けにこだわるというのは現状ではありません。
もちろん、体力、個人戦術、仲間との連携方法等、自分で身につけていかないものは自分でやっていかないものはクラブ活動外で研究、実践していかないといけません。
そこから、クラブから要求されることをこなしていって試合に出してもらうと言う、彼らは彼らなりに厳しい世界に足を突っ込んでいて「大変だな〜」とむすこのことながら他人事のように思ってしまいます。

勝ち負けと将来

もちろんそれなりに勝ち負けは大事だと思います。
本人たちもスポーツマンですので、試合となると目の色が変わります。
そのガツガツした気持ちをコーチたちが今やるべきことは何かと戦術、戦略を考えさせうまく落ち着かせて、そして本人の体調の良し悪しで使う使わないを判断しながらも、指導をしているようです。
それはその学校や世代ごとに勝ち負けを重視する教育機関的な考え方はクラブの考え方と根本的に違うと言って良いでしょう。
これまでは、怪我や病気をおしたりして仲間やチーム、または自他の誇りのために無理に出場するという、昭和のスポ根話でメインになっていた美談を作り上げていくのは、むすこたちの指導者の頭の中ににはほとんどないように見えます。
それと同時に、怪我等をしてしまった場合、将来は知らないよと言う無責任な事も考えていないのであります。

他者との関係構築

また、これから進学、社会に出てからの心理、社会性の面での評価されることが多くあると思います。
能力よりもこちらの方でつまづいてしまうケースが多いでしょう。
集団作業であるサッカーを通じて、他者との関係構築の大切さというのも狙いにしてるそうです。
ぼくは、この時期にクラブチームに入団させてもらってよかったと思っています。
むすこも学校の部活でなくこっちでよかったと言っています。
それは、「学校外の仲間がたくさんできたことだ!」だそうです。
だからといって、学校のサッカー部の仲間とも仲が悪いというわけではなく、昼休みやクラブの無い放課後になるとサッカー部の連中を誘い一緒にプレイをしていると担任の先生からも報告をいただいています。
他者との関係構築は天性のものがあるから問題ないかな・・・・

最後に

さて、自分の技術・調子・体調等に責任をもちつつ、この2泊3日。
元気でまた精神的に大きくなって帰ってきてほしいと思います。

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