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サブスクリプションは所有する価値を変える?【日経新聞読み合わせワークショップ】

Nサロンの日経新聞読み合わせワークに参加しました。

前回のnoteはこちらです→

今回のテーマは「サブスクリプション」。

選んだ記事とメモ

Oさんは企業面から「シェアエコ奮闘記(1) 在宅の装い サブスク革命 着こなし術もお届け」

・リモート会議で着る服という視点がなかった
・外で着る服ではなく、家の中で着る服の需要というのが面白い
・需要はある・・・?

性別によるニーズの違いや、「首元にデザインのある服が人気」などの情報を教えていただきました。


YさんはMONO TRENDYから「マンガ値上がり、中古車は… コロナで変わった中古品」

・中古品のサブスクが増加している
・車業界の方と話をする機会があり、大変そうだと感じた
・日本の車依存→今回50%需要減
・新車のサブスクが気になる

生活圏による車の必要性や、所有とサブスクのコスト面の比較のお話が出ていました。


私は夕刊社会面から「「定期購入」トラブル倍増 消費者白書、19年相談4万件超 契約内容確認を」

・2019年の相談件数は4万4千件で2018年の倍
・10~20代の被害が増加している
・身を守るすべを学ぶ必要がある
・学校教育で法律を学ぶとよさそう

以前は高齢者の被害がよく報じられていましたが、10代から20代の被害が増加しているそう。クーリングオフや押し付け販売への対処法など、生活にかかわる法律の知識を学校教育に取り入れることができれば、被害から身を守ることができるかもしれません。
普段使用しているサブスクのサービスにも、一か月単位・一年単位・初回無料など様々な契約形態があるので、内容を確認することは大切だと感じました。


Bさんは、アイロボット、「ルンバ一家に一台」へサブスク拡充

・お掃除ロボット「ルンバ」と拭き掃除ロボット「ブラーバ」の貸し出しサブスク
・1200円→900円に値下がり
・3年使用すると自分のものになる

掃除用品のレンタルは以前からありましたが、お掃除ロボットのサブスクが登場。900円という価格はあまり高くない印象です。リースとサブスクの境界があいまい、階段を掃除できるロボットがあるといいな、というお話が出ていました。


シェアした記事について自由に議論し、「この先1か月の間にキーワード関連で起こりそうなこと」についてまとめました。

・所有することの価値の変化
・サブスクは便利だけど、大切なもの・好きなものは所有したい
・原点回帰がおこるかもしれない

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Dグループのみなさま、ありがとうございました。


記事選びと属性の違い

タイトルにサブスクが入っていたため、3名が同じ記事(シェアエコ奮闘記(1) 在宅の装い サブスク革命 着こなし術もお届け)を見ていたことが判明。2名は予備の記事をシェア。

男性2名・女性2名のチームで、上記の記事には服に対するいろいろな視点の意見が出ていました。性別による考え方の違いも興味深いです。スーツを着なくなって数か月、後戻りできないかもしれないというお話が印象的でした。


所有することにどんな価値を見出すか

以前からサブスクリプションは増加していましたが、コロナ禍で大きく広がりを見せたように感じます。服や車など、外で使うことを意識してお金をかけていた部分が低下し、より自身に必要なものに使うお金の比率が高まってきているのではないでしょうか。

なんでもサブスクリプションになるわけではなく、好きなものや大切なものは所有したいというきもちから、「本当に必要なものを所有する」という原点回帰がおこるのかもしないというまとめになりました。

紙の本の手触りや古びたレコードのジャケットから感じる空気、お気に入りのものの物語や思い出など、ずっとそばに置いておきたい存在はサブスクには変えられない。好きなもの・大切なものを身の回りにおいて生活できるのは豊かなことかもしれません。

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