見出し画像

箱根駅伝を見た3歳児の、まさかの発想に思ったこと。

正月恒例、箱根駅伝。
母校の出場もあって毎年欠かさずチェックしている。

トップの独走や並走する選手たちの順位争いなどを、白バイが先導し監督の車が追いかけるという、よく見る場面でのこと。

画面を見ながら3歳さんが「走ってるね」と話しかけてきた。
「そうだねー、頑張れ~って応援してあげて」などと返しながら見ていると
独走の選手が映る画面の中を指しながら
「これはね、にげろ~って走ってるんだよ。くるまがね、追いかけてくるんだよ。つかまらないように走るんだよ」とまさかの解説が始まった。

画面が切り替わり、熾烈な順位争いで並走する選手が映ると
「なかよしで走ってるんだよ」とのこと。

まさか過ぎる発想にちょっと笑ってしまった。
そして同時に(そういうふうに見えるんだ…)となんだか妙に納得してしまった。

大人からすれば分かりきったことでも、3歳さんにしてみればそう見えたって仕方ない。
「知らない」ということの最強さ、無敵さを感じたのである。

「知らない」を大切にしたい

「知らない」からこそできることってたくさんあると思う。

例えば星座を知らなかったら、既成概念にとらわれず、自分だけの星座を作ることができる。(大人には、なかなか難しい)

知らないことは怖いことでもある。
失敗したり、間違えたりするかもしれないからだ。

でもその失敗や間違いを、まるごと受け止めてくれる環境があれば
どんどんチャレンジできるんじゃないかな。

(もちろん、危険なことは事前に防ぐしさせないけれど。)

知らないことを恥ずかしがらずに
どんどんやってみる自分になりたい。

その結果起きた間違いや失敗を
寛容に受け止める自分になりたい。

大事なのは、どうリカバリーするかだと思う。

3歳児に学ぶ、33歳のお正月。

よろしければサポートお願いします。 頂いたサポートは、ほしぞら体験を届けるため、sorashiroの活動資金に使わせていただきます。