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「スモールラインナップで戦うには」(3年・#10・田中陽大)

 背番号 10、理工学部機能創造理工学科 3 年の田中です。上智が 3 部に上がるために必要なことは何なのか、それを達成するために自分がすべきことは何なのか、私なりに考えて文字に起こしていきます。


 上智のプレイヤーの悪い特徴としては「小さい」・「連係プレーが少ない」等が挙げられます。一方良い特徴としては「強豪高校出身のプレイヤーが複数存在する」・「仲が良い」等が思いつきます。しかしこれらの特徴はそれぞれ「固定観念に囚われたバスケットを推すようになる」・「(悪い意味で)仲間に気を遣った練習態度を取るようになる」という良くない特徴に代わる可能性があります。

 このように、チームの特徴を自分たちで知ることがまず大事なのではないか、と私は思います。個人技で点を獲れば良い、という考え方はもう今年の上智には通用しません。小さいなりに出来るバスケットを考えていくべきなのです。では、「小さいなりに出来るバスケット」を実行するために意識することとは何か、具体例を一部述べたいと思います。
 

 ①パワー・スピード・シュート力を身につける。身長は努力でどうにかなるものではないため、とにかくこの 3 点の強化に努めること。 

 ②圧倒的なハンドリングの持ち主がいないので、フロントコートでは攻め気の無い無駄なドリブルはつかない。

 ③ボールを持っていない 4 人で点を獲ることを、常に考えてプレーする。理由としては、コート上で最も存在感があるのはボールを持っている人だから。

 挙げたらきりがないですが、これらが 3 部昇格への第一歩だと私は考えます。

 高校時代の話になりますが、県立高校であるため選手を呼べない、かつ、最高身長が 180cm 強というかなり小さいチームに私は属していました。しかしながら私たちの「小さいチームのバスケット」は、全国大会にも出場できるほどしっかり通用していました。ゆえに私は「小さくても勝てるバスケット」をよく知っているつもりです。もちろん、他の情報を捨てて私の考えだけを参考にする、というのはよくありませんが、「小さいチームのバスケット」すなわち 「仲間に点を獲らせるバスケット」を目指すことは悪いことではないと思います。

以上のようなことを遵守すると共に、私は今シーズンにおいては自分で得点を獲ることに拘らずに、簡単に点を重ねていくことを重視したバスケットを目指したいと思います。応援のほどよろしくお願いします。

(3年・田中)

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