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ふみと精神科。

待合室にはいつもどこかで聴いたようなBGMが流れている。いまの病院は5つ目。
精神科に通い始めて随分経つ。

初めは適応障害って言われて、今はPTSDって言われてる。実際のところ、どちらだっていい。

薬を飲んでいて、たまに飲み忘れるけど普通に暮らしてる。

前ほど、重要な存在じゃない。
その1ヶ月にまつわる話を少ししたら、薬を貰う。

周りの人は、私を病気だって言う。
それも、あんまり重要なことじゃない。

クヨクヨしやすいのは昔から。
その都度立て直してきたのも昔から。
痛みの分だけ、立て直すのに時間はかかるけど、
私は生かされている。いろんな人の願いによって。
だからまあ、大丈夫なんだと思う。

精神科に通っていること、心に傷があることを
別になんて思われててもいいけど
一生患者だと思われててもまあ、そっか、きみにとってはそうなんだなって感じだけど、
何かの言い訳にするために、私の心の問題を利用しないでほしい。
何かから目を逸らすために、私を「悲しい病人」にしないでほしい。

私の心をちゃんと見て、ちゃんと信じてほしい。
自分の心をちゃんと見て、ちゃんと信じてほしい。

ずっと言ってやりたくて
でもやり場が無くて
帰り道、夜空に吐き出してきた言葉。

結構切実な気持ちのつもりだけど
これも、精神科患者の戯言だって思われるのかな。
まあいっか。
好きにしてくれー。


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