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現在地。

漠然と、心細さみたいなものがずっと付き纏っていた。小さな頃から、ずっと私は「半分だけ」のような気がしていた。足りないというか、欠けているような。それが何なのか分からずにいた。

誰にも理解されない。

自分の内側にあるものもよく分からず、気がつくといつも独りになって、傷ついている素振りをした。

きっとそれはすごくシンプルな答えで、
好きなものを、やりたいことを「いいじゃん」って言ってくれるような、自分で自分の好きを否定しなくてもいいような、それだけのことだったんじゃないかと思うようになった。

2月に私が大好きになったお絵描きの友人たちと、展示を一緒にやらせてもらった。あの3日間も、それからの日々も、私たちはたくさんの言葉を交わしている。お互いがお互いの「良い」ものを素直に分かちあっていて、それがとっても嬉しい。

私を介さなくても、出会うべくして出会ったひとたちだったのだろうけれど、この人たちが好きなものの話をしているところを見るのがとても好きだ、と思う。そんなところに居させてもらえていることが、本当に光栄で、とってもとっても嬉しい。

きっとこういう形の世界に暮らすのを待っていた。
続いていけばいいなあと思うから。

私の好きなものを好きといってくれるひとがたくさんいて嬉しい。絵を描かなくても、ときどきネガティブになっても、仕方ないなあ〜って見守ってくれているフォロワーさんたちが暖かくて居心地が良い。

たくさんのひとに大事にしてもらえて、嬉しい。

私から見えない位置で、見ていてくれる人もいるのかもしれないと思うと希望が持てる。
まだ私は「半分だけ」。それが満たされるものなのかどうかは分からないけれど、
いつか心のどこかの、何かが変わっていけばいいなと思う。

そういえば、私は「すごいひと」みたいに言ってもらうことがたまにある。
お世辞かもしれないけれど、真に受けてみる。
すごくはない。多分。そんなに。
すごいひとに憧れて頑張っているだけ。
それだけなんだよ、本当は。
でもありがとう。頑張りを認めて貰えたみたいで嬉しいよ。

それにしても、私をずっと見守ってくれているみんなはすごい。これからも見放さないでいてくれたらいいな。

ふみ

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