師走。

ですね。いつの間にか今月も半分以上を過ぎて
自転車で駅から帰ってくる最中の空がすっかり冬の夕焼けでした。

今年の年末は有難い事に例年以上にバタバタしているのですが
バタバタすればするほどに、憂鬱になるのが年始です。

来年も今年と同じくらいに、成長出来るだろうか、と共に
来年もちゃんと仕事として成り立っているのかしら、と
年始が1年の中で一番ブルーです。

2014年くらいだったから、一年に必ず100曲書く、と言うノルマを
自分に課してやって参りまして、今年で途切れるのか…途切れないのか。
今94曲目を書いているので、なんとかなるのか…？ならないのか？

ただやって来た事は何となく身になり始めたかな、感はあります。
自分が何が出来て、何が出来ないのか、とかそういった事も
手に取るようにわかるようになるので。

毎年の成長具合なんて微々たるもんなのですが、微々たるもんも
重ねていけば何らかの成長には繋がるんだな～、というのは理解出来た。

後は色々な立場だったり役割を経験させて頂いて
色んな角度から商業音楽、というものだったり、
音楽自体を見られるようにもなって来た気がします。

ただ、視点が増える、と言うことは純粋さを殺ぐことでもあるので
果たしてこれが良いのか悪いのか？とジレンマでもあります。

が、知らないより知ってる方が良い。

無知の強さ、と言うものは確かにあるのですが
知った上で尚やる、という強さもあるんじゃないか、と思っております。
誰かが悩んだ時の言葉や指針も持つことが出来るし。

今年は恐らく最大限の俯瞰で見つつ、作る時は主観の方にグイっと
フォーカスしていく、というような
バランス感を養う為の一年だったのかも。

主観だけで作っても、俯瞰だけで作っても、それは届きにくい。

そこをめっちゃ自由に動き回れるようになれば良いのですが
その境地に辿りつくには後数年の鍛錬が必要ですな～。。

ちゃんと生きよう。ちゃんと。