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ポンコツな自分を受け入れる、ことなんてカッコ良すぎる

いつも「出来ない自分」に打ちひしがれる。
なんで、自分はこんなにポンコツなんだろう。

年初からこんな始まりもどうかと思うけど、仕方がない。今日は新しい年が始まってから7日目、1週間が経った。昨年末には「人よりも早く年を始めるぞ!」と意気込んだ。誕生日の11日を過ぎた頃には抱負を考え、最終週は1月の計画も立てていた。なのに、1ヶ月が過ぎた今、何も為さなかった自分に打ちひしがれている。

予定では、昨年末に立てた予定に従ってタスクを片付けて行って、先行逃げ切りで今年は華麗に進むはずだった。

キリの良い2020年だ。いま住む街、東京でのオリンピックイヤー。何かが変わる期待に胸を膨らませて、自分も変わると志を燃やした。
計画を立て、なにかをやり遂げた気になった。いつもと違う正月だと、英気を養い、完璧に徹底的に何も手をつけなかった。

なんということだろう?

年明け、あれおかしいぞ?と思いはじめた。ちょっと慌てて、去年うまくいった散歩の習慣を復活させる。すがりつくように振り返りを重ね、いったい理想と程遠い今の自分には何が起こったのかと考える。いや、何も怒らなあいのはなぜかと考える。

いつもは、ここから理想の自分とのギャップにダメ出しをしつつ、理想と現実のギャップが把握できてるなら問題は見えているから、努力すれば解決できるのだと自分に言い聞かせて、なだめて、すかして、なんとかやる気を出そうとする。

ただし、いまだかつてうまくいったことは一度としてない。

これまでには、同じように悩み、その後に自分の活動が好転する事もあった。振り返ってみると、そういう時は少しやけになった気持ちで自分からは目を逸らして、自分にとってハードな環境に飛び込んでなんとかやり遂げようと努力した時だ。

振り返れば、ポンコツな自分を「しょうがない」と諦めている時の方がうまく回っている。未来永劫、改善することなどないポンコツな自分を受け入れて、それでもやらなきゃと思う事に飛び込んでいく方が、計画を立てて完璧に準備をして取り組もうとする時よりもずっと上手くいく。

とすれば、成功の鍵は「ポンコツな自分」を受け入れる事だ。出来なくて当たり前、カッコ悪くて当たり前、きらびやかな自分なんて居ない。と、心の底から思って諦めて目の前の事に取り組む。

でもポンコツな自分は、それを受け入れるのも耐えがたい。カッコいい自分でいたいし、チヤホヤされたい。チヤホヤされたい。2回言うくらいに手放せない。

悟りを開いたように「カッコ悪い自分」を受け入れるのはそもそもカッコよすぎる。カッコ悪い自分は、行き当たりばったりに、どうにかして目の前の現実から逃げられないかと悪あがきをして、何か抜け道はないかと考えて、それでも何もなさそうだと気が付いた時に時計の針が進んでいる事に気が付いて落ち込む。

ああ、カッコ悪い。カッコ悪い。
やっぱり、2回言うくらいにカッコ悪い。

おわり。


#毎日出す 2020 100DAYS

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