彼らによる男女ツインボーカルの進化：少年カミカゼ - BEST of BEST 2004-2013(2013年10月30日)

男女ツインボーカルのバンド、少年カミカゼの2回目となるベストアルバム「BEST of BEST 2004-2013」です。

デビューから解散、そして再結成後の楽曲がまとめられています。

少年カミカゼは関西のバンドで、曲作りは和教が担当し、西宮の出身だけあって中には阪急沿線の夙川が歌われている曲もあります。

このバンドの曲づくりは特徴的で、ラップを中心としながらもツインボーカルを活かした掛け合いが多用されたり、メロディが曲の中で急展開したりと聴いていて面白いです。

歌詞の内容もなかなか深く、お勧めの曲は「Altair～キミと出会えたこと～」で、BUMP OF CHICKENの「車輪の唄」もそうなんですが、旅立っていく女の子を見送っている男の子のような視点で描かれています。

古くはイルカの「なごり雪」などがありますが、時代が進むにつれて、もっと前向きに応援する気持ちのほうが強くなってきている気がしますね。
歌詞、曲ともに盛り上がる一曲です。

そして続編となる歌「CALLING ‐after Altair‐」も、このアルバムに収録されています。

また、このアルバムへの未収録曲として、シングル「HELLO. SWEET ～陽の当たる坂道～」は黒川芽以が主演で名塚佳織も出演していたドラマ「パセリ」の主題歌で、カップリングとして収録されている「S.O.S アイデンティティ」という歌もいいので、ぜひプラスして聞いてみてください。

シングル
少年カミカゼ - HELLO. SWEET ～陽の当たる坂道～(2008年1月16日)
1. HELLO. SWEET ～陽の当たる坂道～ - 04:21
2. S.O.S.アイデンティティ - 04:05
3. humming - 05:57
4. A・M・E - 02:48
5. HELLO. SWEET ～陽の当たる坂道～ for SING - 04:21
6. S.O.S.アイデンティティ for SING - 04:05
7. humming for SING - 05:57
8. A・M・E for SING - 02:45

アルバム
少年カミカゼ - BEST of BEST 2004-2013(2013年10月30日)
1. アヲイハル - 04:45
2. 春風航路 - 03:04
3. Reshiny... - 04:31
4. MICRO SUNNY - 04:46
5. ココロアンテナ - 04:05
6. 流星リミット - 04:45
7. MUSIC VIBE.06～feat.DJ SHUHO～ - 02:41
8. SAKURA re CAPSULE - 04:16
9. ヤバメムーチョ～ichika-bachika～ - 03:38
10. L.A.U.G.H.I.N´ - 03:50
11. WINDER‐ボクハココニイル～‐ - 03:15
12. 閃光花火 - 03:56
13. Altair～キミと出会えたこと～ - 04:28
14. キラリ - 04:34
15. Hi‐Fi - 03:56
16. A・M・E - 02:44
17. Melody's Memory - 03:52
18. REVORTEX - 04:19
19. JUDGEMENT MYSELF.TELL ME THE ANSWER - 02:36
20. CALLING ‐after Altair‐ - 05:02
21. Welcome to moshpit!! - 00:56

少年カミカゼの構成メンバー
和教(Vo) SaCo(Vo) KENTARO(Gt) TETSU(Ba) maakun(Dr)

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