スウェーデンの絵本から学ぶ

スウェーデン留学中、語学勉強のために幼児向け絵本を買ってみました。内容には全く見当がつかないまま購入したこの一冊。友達に翻訳をお願いしたところ、予想外に素敵な一冊でした。

題名は ”Visst får du vara blyg” 意味は"シャイでもいいんだよ" 。

メインキャラクターはシャイな男の子。シャイだからこそ、学校や社会に馴染むのに時間がかかるかもしれない。でも、私たちはみんな違う人間で、違う性格をもってる。なりたいものにはなんだってなれる。自分が精一杯努力できたなら、自分らしくいられるなら、それでもいいじゃない。そこで嫌なことをする人がいたら、それはその人の問題であなたの問題じゃないよ。

こんなことを伝えている本です。日本ではまだまだ、人と違う事に敏感な人が多い気がします。学生の頃、衣替えの時期になると友達といつ夏服に移行するか、前もって決めておかないと不安で仕方がありませんでした。学校、クラスでただ1人の夏服を着ている人になりたくないから。そんな経験ありませんか？

自分のあたりまえを相手に押し付けない。相手の人格や価値観を否定しない。簡単なことだけど、難しい。もっと自分らしく生きられる社会、日本をつくりたいですね。