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陣痛って痛いよりも、重苦しい①

出産は命がけと覚悟していたので、母子ともに生きていることにとても感謝しています。ちなみに病院到着時の子宮口は4cm、そこから1.5時間で出産しました。初産にも関わらず。

今回は分娩レポートとして、

☑︎ 出産当日の経過
☑︎ 1.5時間スピード出産の裏側
☑︎ 陣痛という痛みの感覚について

を、3記事に渡りまとめました。
まずこの記事では、"出産当日の経過"をお届けします。
これから出産を控えているご本人や、周りの方にとって、イメージの参考になったら嬉しいです🙌


1.前駆陣痛の始まり

便宜上、"痛み"と書いてますが、私が感じたのは正確に言うと生理痛の様な重だるい・重苦しい感じでした。

AM 0:00〜7:00
・腰痛(+)
・下腹部痛(+)
生理痛の様な痛みで起きることが数回ありました。ただ寝落ちしたことで神経質にならず、これは前駆陣痛なのだと軽く捉えてました。

AM 8:00〜9:00 /陣痛間隔7〜10分
・腰痛(++) ←重だるい感じ
・下腹部痛(++) ←生理痛のようなもの
・下痢痛(++) ※軟便あり
・産徵あり
上記の痛みが頻回に起こり時間を測りました。10分は切っていたのですが、間隔は安定せず。産徵もあったのですが、とりあえず、シャワーを浴びました(入れるときに入っておこうと思って)。

PM 0:00 /1回目の病院コール
・腰痛(++) ※一時、持続的
・下腹部痛(++)
・下痢痛(++)
間隔は安定していませんでしたが(7〜10分)、頻回に起こるため病院に確認しました(一応産徵も報告)。破水感なし、出血なし、痛みは10分前後の間隔もあることから、これは前駆陣痛でしょうとのこと。5分以下になったらコール下さいとのことでした。

PM 12:30〜16:00 /陣痛間隔5〜7分
・腰痛(+)
・骨盤痛(+) ←生理痛のようなもの
・軟便から下痢に変化
・発汗あり
・インターバル時(発作の間)は眠くなる
この頃から、上記の痛みが「遠くから来る」のがわかるようになりました。来ないで欲しい気持ちを携えて、陣痛間隔アプリに手を伸ばします。
胡座の姿勢で呼吸を整えると陣痛発作を楽に流せます。そして発作が無い時は横になって寝ていました。しかし横になったまま陣痛発作を迎えることがしんどすぎて、この頃はどんな姿勢で過ごそうか色々と試行錯誤していました。


2.痛みの種類が変わった?

PM 16:00〜17:00 /陣痛間隔6〜8分
・下痢痛(+++)
・骨盤痛(++)
・嘔吐感(++)
・尻穴をグーで押して欲しい感覚あり
このタイミングで、夜ご飯を食べました(すき焼き)。そして痛みの様子が変わり、嘔吐感も出てきました。この頃から一人でやり過ごすのが困難になり、夫に助けを求めるようになります。
この時の発作中は、下痢が出そう、吐きそう、重苦しくて仕方なく、夫に尻穴を拳で押してもらってたのですが「そこじゃない!ここ!いたい!はやく!」みたいな感じで、きつく当たってしまいました。

PM 21:00 / 陣痛間隔3〜7分
・下痢痛(+++)
・骨盤痛(++)
・嘔吐感(++)
・尻穴をグーで押して欲しい感覚あり
・産徵(+++)
陣痛間隔を正確に測ってないのもあるかもしれませんが、体感的にみても間隔が一定にならないんです。なのでずっと「これは前駆陣痛なのだろう」と思っていました。
尻穴をグーで押して欲しい感覚については、夫が離脱してしまったため、タオル玉で誤魔化して過ごしました(テニスボール必須アイテムだったわ…)。吐き気もあったので、トイレにシーツを敷いて、上からも下からも出せる様にして過ごしました。
さらに産徵が出たため、病院にコールをしました。しかし「来ても良いけど、5分以下で安定しなきゃ、家で過ごしてるのと出来る対応は同じ」とのことでしたので、5分以下の感覚安定を待つことにしました。

PM 21:30 / 陣痛間隔 3〜7分 病院へ向かう
陣痛間隔は安定しませんでしたが、病院に向かうことにしました。家で、この吐き気と苦しさを耐えることが、とても怖くて不安でした。
夫に、タクシーの手配・ペットボトルのキャップの交換(これ入院前にやってもらって正解!)をしてもらいました。

タクシーの中でも発作が起こり、横たわりながら聞こえた夫の「もうすぐ病院着くよ」の声がとても心強くて、書いてる今でも泣きそうなってます(笑)。


3.子宮口4cm開大からの入院決定

PM 21:40 / 子宮口4cm開大
あまりの辛さに歩けずうずくまること数回。
「明日の朝の出産かなぁ?」と助産師さんに言われ、陣痛室へ通されました。「いきみたいと思うかもしれないけど、いきまないようにしてね。無理かもしれないけど、出来るだけ」という助言を頂き、一人で陣痛室でいきみ逃し続けました。

※ソフロロジーどころではありませんでした(詳しくは次の記事で)

PM 23:00ごろ? / 分娩室へ移動
助産師さんの「ここからはずっと一緒に居るからね」の声掛けがどれほど安心できたことか。

PM 23:28 / 出産
有効陣痛開始が16:00として、トータル分娩時間が7時間、病院到着から1.5時間で男児を出産しました。
先に到着してた妊婦さん何人かを差し置いての出産だったそうです。あの助産師さんじゃなきゃ私は産めなかった気がします。そんな話については次の記事に詳しく!


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