にんじんを楽しむ 〜サルパレシピのおさらい
以前実施した、サルベージ・パーティ×日本料理 in 碧南で、日本料理一灯の長田料理長から、にんじんのおいしい使い切りの技を教えていただきました。
その時の様子はこちら
代表的な常備野菜のにんじん。長田料理長の手にかかると、ふだん使いのにんじんが豪華な一品に変身。にんじんの魅力の幅広さを実感しました。
家でも試しやすいように教えていただいたので、おさらいしてみました。
今回のサルベージポイント
これまでのサルパを通じて、もてあましていた食材を、大切に美味しく使いこなすポイントがいくつかあるとk、ポイント別に料理を教えていただきました。
〈サルベージポイント〉
① 切り方の工夫:部位ごとの特徴を活かせるよう切り方を考え、おいしく、きれいに使い切る。色、形、部位(皮、身)、食感(かたい、やわらかい)など。
② 日本の保存の知恵:乾燥(天日干し)、塩漬け、発酵、酸の力などを利用して、日持ちさせる工夫。たくさんもらっちゃってすぐに使いきれない、という時にも
③ レパートリーを増やす:ちょっといつもと違う、チャレンジした使い方で、新しいおいしさを楽しむ。どこかの郷土料理を参考にしたり、違う素材の料理をアレンジ。新しい料理って、ごちそう感が増す気がします。
④ 食材について知る:どんなふうに作られているのか、どんなひとが作っているのか、知ることで、愛着を持つ、大切に使いたくなる。そして、よりおいしく感じられる。→ここも大きなポイント!今回のサルパではにんじん農家で野菜ソムリエ上級プロの永井千春さんから、にんじんの様々な魅力を教えていただきました。
当日はすべてのフルコースだったのですが、まずは今日は人参ごはんと人参ドレッシングのおさらい。
当日のメニューはこちら
にんじんドレッシング
[材料]
にんじんのすりおろし:1/2本分
しろたまり(白醤油):大さじ2
オリーブオイル(なければサラダオイルでも):大さじ2
お酢:大さじ2
みりん:小さじ1
※醤油やみりんの種類によっても味が変わるので、好みで微調整
すりおろした人参の水分を切る(丸ごと使用しても大丈夫。)
人参に調味料を混ぜ、ミキサーで攪拌(泡立て機でも可)
全体が混ざれば完成。
サラダの上に乗せると、彩も鮮やか。そのまま食べても美味しく、和食でも洋食でも使えます。
丸ごと人参ごはんときんぴら人参和え
[材料]
にんじんごはん
・人参1本
・米2合
・だし汁 300mlほど(水でもOK)
・しろたまり(白醤油) 20ml
・酒 40ml
・じゃこ(トッピング用、旨味や塩味を足すために。塩昆布でもいいかも)
・ 三つ葉や菜の花など(緑色の色目用に)
きんぴら用
・にんじん(他の料理で使ったあまり)80gくらい
他の料理で余ったにんじんの皮部分も使えます!
・醤油 小さじ2
・みりん 小さじ2
・白ごま 小さじ1
・油 小さじ1
・にんじんをオーブンで丸ごと焼く(180度、40分くらい)。
焼き色がついて竹串がすっと通るくらい。
・研いで浸水しておいたお米に、だし汁、白醤油を入れて、
炊飯器のメモリに合わせる。
・焼いたにんじんを入れて、炊飯する。
・にんじんのきんぴら用のにんじんを千切りにする。
・油で炒め、火が通ったら、調味料を加えて混ぜ、汁気がなくなったら
白ごまを加えて完成。
・ごはんが炊き上がったら、きんぴらを入れて混ぜる。
お好みで、じゃこや三つ葉をトッピング。
丸ごと人参がごろっと入っているので、見た目のインパクトもあります。
食べると人参の甘みと、じゃこの旨味や塩味、白ごまやきんぴらの油脂感が合わさって、とても美味しいです。豪華な炊き込みご飯になります。
余ったら、おにぎりにしてお弁当にしても美味しい!
サルパでも一番人気メニューでした。
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