夜道

オレンジの道
山の上を走る、オレンジの道
そこを白い線もまた、走る
山に向かって、カーブを描き。

はるか天に登るように
山へ向かって延びる
ひとつの線。
黒く、暗い山に向かって。

町から見る道はとても輝いているが
どこか寂しそうで
鬱蒼とした山にひとりぼっちに見えて。

しかし町には見えないだけで
木々や星々が溢れて
そして光の塊を楽しんでいる。

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