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【華強北に来ました】

久々に華強北に。国慶節連休中で店の半分は閉まっていたのですが、現在手がけているガジェット三種の打ち合わせ。

華強北は最近のメイカーズブームの流れで深圳が取り上げられると必ず話題に出る一画で、秋葉原のイメージで伝えられることも多いのですがそれはとても表層的で、知れば知るほど奥が深く、言葉がわかれば様々な繋がりを持つことができます。

とは言え、ただ観光がてら来ても最新のガジェットやキックスターター製品の劣化コピー品などが並んでいて楽しめる。香港からも近いので新しい事が好きな皆さんにはお薦めのスポットです。 

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僕の場合完成品の買い付けや視察というよりも、進行中の案件のパーツを買い付けて馴染みの工房に持ち込んでその場で組み立てる為に華強北にきています。

作りたい物が明確で外観をそれほど重視しないなら最速半日で新しいガジェットの叩き台を作ることができる。その為のコストも日本の1/3以下でいける。

でもそれだけでは大人の自由工作になってしまうので、試作を作りながら量産も考える。その為にどの工場に話をすれば良いか?と言う知識を僕は頭の中に膨大にストックしています。

日本の25倍の面積を持つ国で、地域ごとの産業の特性を踏まえ、品質とコストの両面で日本人を納得させる工場というのはまだまだ多くないし、それを一から探すのは大変なので、結構重宝されています。

(こちらの内容は2018年にVALUにて投稿したもので、内容はその当時のものとなります)
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こういった中国での体験のあれこれをもとに、フィクションとノンフィクションが混じったKindle本も出しています。さらにディープな中国に興味のある方は是非!!!


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