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たくさん持とうよ、自分軸。

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無理して世の中の多様性を認める前に、自分の中にもっと多様性を持とうよとわたしは言いたい。

車にはタイヤが前後2個ずつあって、それをつなぐ車軸が2本ある。だから、人間にも自分軸が最低2つはあって当然で、むしろそうでないと心がバラバラになって生きていくのはツラくなる。

仕事においても、教えを乞うばかりの初めの時期よりも、教えてもらいながらも自分が教える立場になったときがいちばん人は飛躍ができたりする。

ミュージシャン兼俳優の方たちも、ドラマの主演をやってるときに出したアルバムはだいたい完成度が高い。

卒業と入学、卒業と入社を控えた若者たちには、なぜか年下であっても頼もしさを感じてしまう。

人はみな、役割を持って生きている。その役割とは身分であり、職業であり、抽象度を上げれば“自分の軸”のことでもある。病気の人は病人という役割があり、主婦の方は家事をする役割を持っている。

けど、自分の軸が一つだと、たとえば病気の人はどうしても治すための情報の「インプット」にしか集中できなくなってしまう。わたしも重度の腰痛経験者だが、正しい情報を「アウトプット」したいと思うようになってから、痛みのことがあまり気にならなくなり、気付いたときには完治していたのである。

主婦の方も、旦那や子どものためだけに家庭で仕事をこなすのはツラいはず。
まず、主婦である前に女性である。だから、もっと家庭以外で“女性”を全面に出せる場を作ったほうが健全だと思う。

自分のなかにたくさんの“顔”を持つことに不安を感じるかもしれない。けど心配ご無用。生まれつきの多重人格者でも、複数の人格を同時に出すことはできない。意外と人間の脳は不器用なのだ。

つまり、あなたがたくさんの顔を持とうと、そこに順位はつけられない。たくさんの役割を楽しむことによって、その一見バラバラに見えるような顔はその都度“統合”され、新たな自分を魅せてくれるのである。

どうせ持つなら、ノット・ノーマルなぶっ飛んだ別な顔がいいと思う。誰にも理解されないくらいの。けど、アブノーマルは少しキケン。人生のすべてがその色に染まってしまうから。やるなら自己責任で。

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