見出し画像

いてもいなくてもいい人ほど、プライスレスな存在であるという話。

【この記事は1分で読めます】 

ウォッカやジンがなければBarは営業できない。けれども、山崎12年とかドンペリみたいに、なくても全然困らないもののほうが高価だったりする。

キャリアップには日本語の運用能力のほうが大事なのに、喋れたらかっこいいという理由だけで、いつの時代も英会話スクールの需要はそれなりにあるもの。

食料品店やガソリンスタンドみたいになければ困るものより、ブランドショップやエステのようになくても困らない商売のほうが儲かるのも事実。人の存在にも似たようなところがあって、職場に不可欠な人ほど給料は上がらない。

モノや人の価値は、価値があると思ってくれる人がいて、初めて生まれる。最初から価格や給料の相場が決められていれば、よっぽどのことがないかぎり、それを超えることはない。

だからといって悲観的になることは全くなく、むしろ仕事にやりがいを感じなくなったり、生きることが面倒になったときは、自分に価値を感じてくれる人を生み出せばどんなに平凡な人生でも意外と楽しくなったりする。

で、価値って何なのかと言ったら、やっぱり見た目では分からない部分にあるものほどキラッと光る。自分磨きと称して、見た目勝負に出る人もいるけど、目に見える価値は必ず下がるのが運命。

物理空間と同じく情報空間においても、エネルギーは上から下に向かうという法則があるように、見た目と中身のギャップとか落差にこそ人を惹きつけるパワーがあるとわたしは思う。

沖縄に行く予定が、急遽地元の桜木町旅行になってしまった今年のお盆。昨日は、魚が美味しそうなお店を調べて野毛を訪問。けど、実際に行ってみたら野菜の天ぷら盛り合わせが一番美味しかった。このギャプこそ大事。特に飲食店は女性の口コミが命だから。

見た目にはわからないことを知ろうとする心。見えないものを見る力。人にはそういう能力が潜在的に備わっている。

今日は終戦の日。平和や命、魂といった目に見えないものからエネルギーを授かってみんな生きている。一年に一回くらいは、そんなことを真剣に考えてみてもいいかもね。

応援お願い致します。