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SNS離れと近況報告

こんにちは!高槻・草津ボイストレーナーの安田結衣です。

(今日は少し重たい内容になると思います。)
ここ1ヶ月ほどSNSを更新できていませんでした。
実はほんの少しの方にしかお伝えしていませんが、私の母は3年ほど前から大病を患っています。

現在は積極的な治療からは離れて、体調と相談しながら好きなことをして楽しく過ごせるように心がけているようです。

そんな母を娘の立場から見ていて、本当に色々な面で学ぶことがありました。悔いのないよう命を全うすること・日々感謝して生活すること・夢中になれることを見つけること・優しさを忘れないこと…

自分を大切にするからこそ、人にも優しくなれる。
命は有限だから毎日をありがたく享受することができる。
時間を忘れるくらい夢中になっている時、幸せを感じる。


もちろんここに書いたような良い事ばかりではなくてもっと現実的で辛い瞬間もあるけれど、どんな時でも私は強くなくちゃと頑なに思い続けてきました。でも最近は辛い時は思いっきり泣いてもいいんだと自分を許せるようになってきました。
自分を許すのって案外難しいです。本やSNSからどんな言葉を吸収しても、今自分は誰でどういう対応を取れば正解なのかが分からなくなっていました。

インプットもアウトプットも辛いぞ。
そう思った時にはSNSをやめていました。レッスンやYoutube編集は通常通り行っていて、お仕事があることが本当にありがたかった。

私は仕事に息詰まったりストレスが溜まったときはひたすら寝るか本の虫になります。この1ヶ月で本は10冊読みました。(How to系より小説が良かった)いつもはこれで立ち直れるのですが、今回はこれだけじゃだめでした。
唯一心が動いたのは谷川俊太郎さんの「幸せについて」 という本。

本も睡眠も劇的な効果なし、落ち込んで言葉にするのも辛い、何をしても気持ちが晴れない、そんな時は誰か一人でいいから話を聞いてくれる人がいたら本当に救われるなと思いました。
誰しも辛い経験は直視できないと思うのです。だから現実逃避したり、どうにか踏ん張って前を向こうとしたりと、人それぞれに乗り越え方があります。

悩みを相談したくても率直な言葉で話すのはかなり勇気が要ると思います。
だからこそ勇気を出して話した時、何も言わずただ話を聞いてくれる人がいる。前を向けない自分を許してくれる人がいる。そうすることで悲しみが少しずつ風化していきます。

みんな日々何かしらを背負っているし、辛い経験を持っている。
もしかしたらずっと悲しみは抱いたままかもしれない。
誰だって生きている限り命は終わる。
気分が晴れてもまた悲しみが訪れるかもしれない。
そんな時は思いっきり悲しんでいい。

日日是好日
という言葉が好きなのでシェアします。

「日日是好日」は、表面上の文字通りには「毎日毎日が素晴らしい」という意味である[1]。
そこから、毎日が良い日となるよう努めるべきだと述べているとする解釈や、さらに進んで、そもそも日々について良し悪しを考え一喜一憂することが誤りであり常に今この時が大切なのだ、あるいは、あるがままを良しとして受け入れるのだ、と述べているなどとする解釈がなされている。(wikipedia参照)

私はまだ人間的に成熟していないので、辛い時も毎日が素晴らしいとは思えない時もありますが、日々に良し悪しを付けないようにしたいと思いました。言葉があるから縛られる。言葉があるから救われる。幸せも不幸せも同じものなのかもしれません。
今は辛い時は前を向けなくて上等だという気持ちで日々を享受したいと思います。そしてこの経験が誰かの心を救えるといいな。

さて11月スタートしましたね。今月末にはお休みを頂き、家族で北海道旅行に行く予定をしています。私にできることは十分ではないかもしれませんが、これからも無理のない範囲で母や家族のサポートをしていきます。

レッスンは新規のお申し込みも増え、有り難いご縁を感じています。
急な休みなどでご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、これからも全力で取り組んでいきますので何卒よろしくお願いいたします。

長文になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

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