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音程に自信がない方

滋賀・大阪ボイストレーナーの安田結衣です。

今日は音程が合わせられないという方におすすめの練習方法をお伝えします!

私は、声のバリエーションを増やすことや音程の視覚イメージを持つことで音痴が改善するのではないかと考えています。

声のバリエーションというのは、音程(低音域~高音域まで)・音質(強い声や弱い声など)です。

星野源さんの恋ダンスでイメージしてみて下さい。
初めて見る動きを、最初から踊れる人はあまり多くないと思います。
ダンスを自分の身体で再現するためには、
腕は~して、足は左右ばらばらに~など、一つ一つの動きを練習することで初めて同時に色んな動きが出来ます。

歌うことも様々な動きの組み合わせです!
音程は高く、音質は強くなどの条件を捉えて一つ一つ練習していく必要があります。
声が自由自在に操作できるためには時間がかかりますが、出せる音の種類が増えるほど音程も分かるようになっていくと思います!

もう一つは視覚イメージを持つことです!
声の音程差(近い~離れている)や音程移動のスピード(速い~遅い)に合わせた練習をします。

先ほどの「恋」のメロディーを楽譜を見ずにピアノで弾いたときに、正しく弾ける人は絶対音感を持っている人と言えます。
絶対音感を持っていない人が身に付けていくのは相対音感というものです。

相対音感:基準となる音(純音および楽音)との相対的な音程によって音の高さを識別する能力である。音楽を美しいと感じるには、相対音感が必要であるから、ほとんどすべての人が本質的に持っている能力と言える。(Wikipedia参照)

カラオケでキーを変えても伴奏を聴いて歌えたり、色んな音の高さやスピードに合わせることができるためには、音程を頭の中でイメージして再現することが必要です。

カラオケで採点画面に表示される横棒を見て、音程を視覚的に分かるようにします。ざっくりでもいいのですが、分かりにくい人は音程の間で何段分の階段をジャンプすればいいのかを一つ一つ確認します。(マリオが飛ぶイメージですね笑)

そしてその音程や曲の速さに合った息の量やスピード、声帯等の使い方を調節しています。
最初に練習するのはバラードなどのゆっくりした曲がおすすめです!
速い曲だとメロディーも速く移動するので、細かな調節が難しくなります。
あとはガイドメロディーを流しながらの練習の方が音程が分かりやすいと思います。

音程を合わせるには様々な調整を繰り返し練習することが大切だと思います。ぜひゲームをする感覚でやってみてください!

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