第6回 子どもも大人もみんな違って当たり前
大人はみんな違って「普通な人ってもしかしたらいないのかも」って思うことはありませんか?
それと同じで子どももひとりひとり違います。同じ年齢の同じクラスの子でも、誕生日が一日だけ違う子でも個人差があります。
ご飯の食べ具合、好きなおもちゃ、歩けるようになるまで、話し初め、トイレでおしっこができるようになるまで、全部が生まれてから何日目ときっちり決まっていません。
だいたいの目安は決まっているかもしれませんが早かったから良い、遅かったから良くないという訳ではないですね。
そして話し始めるのが遅い、落ち着きがない、人の話を全然聞かない、などの理由で「何か発達に問題があるんじゃないか?」となるのはちょっとおかしいと思いませんか?
本当に何かある場合もあるかもしれませんが、ほとんどの場合はその子の個性であって変なレッテルを貼られるべきではないと思います。
声に出さないで頭の中で考える子はほとんど話さないだろうし、楽しくなると周りが見えなくなって騒いでしまう子はクールダウンさせてから話しかけるとちゃんと理解してくれるものです。
私たち大人は目に見えるほんの一瞬だけで判断しないで、その子がどういう子なのかしっかり見つめて理解してあげるのが大切だと思います。
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