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学生最後の夏休み、あいかわらず非常に地味

8月から夏休みが始まった。大学生最後の夏休みを記録しておこう!と急に思い立ち、それからせっせとエッセイを書いている。

いきなり口調が変わったので、いつも読んでくださっている方からすると、びっくりされたかもしれない・・・それでも読んでくださる方の心のゆとりに感謝だ。

これまでの夏休みを振り返ると、大学1年生の夏休みは、水泳部に所属していたので毎日練習漬けの日々だった。退部後の2年生と3年生は、専らバイトと病むことに明け暮れていた。

そして4年生として迎えた今年の夏休み。通算16回目の夏休みだ。

近所の図書館に入り浸ることになりそうである。今日も午前中からおじゃまして、気になる本を片っ端から読み耽った。読みきれなかった残りの6冊は貸出手続きを済ませ、大きなリュックに詰めて帰ってきた。自習用に用意されている机付きの席にも座り、中高生にまぎれてTOEICの勉強も少ししてみた。

これは、完全に腐りかけていた高校生の頃の私と同じ過ごし方だ。でも心が踊って踊って仕方ない。これが、原点にして頂点だったのかと勘違いしそうになる。

ただ、高校生の頃と大きく違うのは、私はもう檻の中ではないということだ。夏休みの背後に、服さなければならないくだらないルールが構えていない。どこにいても、圧倒的に自由だ。

ただ、気を抜くと、その自由を利用してあっという間に時間を溶かしてしまう。私は自分の好きなことに、人生の1番大きなウェイトを置くと決めたので(ブルーピリオドの佐伯先生の言葉より!)ほんとうに特に私は時間を溶かしている場合ではない、という謎に主人公みたいな焦りがある。

スマホをいじる癖をいい加減辞めたくて、とうとうタイムロッキングコンテナなるものをアマゾンで買った。これが今年の自分への誕生日プレゼントだ。あまりにも地味すぎる。

うまく使いこなせるかはわからないが、スマホを意識して生きる生活をいい加減に抹消しないと、この先ずっとやりたいことに手をつけられないままいつのまにか死んでいそうなので、覚悟を決めた。

今年の夏休みは、スマホを封印し、図書館に足繁く通い、好きなことに手を出しまくる夏にしたい。

高校生の頃から毎夏休みこんな目標を掲げている気がするが、今年こそ本気だ。だって私は好きなことで生きていくと決めたから。

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