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神崎蘭子に関する記憶を巡る

○はじめに
 こんにちは、たろうです。今回は「アイドルマスターシンデレラガールズ」よりン我が魔王にご登場いただきます。夏にmobage版「シンデレラガールズ」にて9年ぶりの水着限定SR登場、「スターライトステージ」ではゲーム内イベントにて待望の新曲「堕ちる果実」が実装、さらにアイマス界のASBこと「スターリットシーズン」ではシンデレラの客演枠として選出されるなど絶賛大活躍中の蘭子。今回はその出会いと激闘の歴史を振り返っていきます。

○予備知識
 こんな感じです。


○エピローグ/宿主事件
 2016年10月15日/16日、「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story」がSSAにて開催。当時近所に住んでいた私は大学の友人に頼まれ、駐屯地として家を開放した。アイマス知らないのに。

 1年後、自らも城の木片の一端を担うことになる。

この時、友人から「デレステどう?」と誘われたが、自分には縁のない世界だと思ったので当然の如く断っている。なのでこの時は本当にこれだけで終わった。ちなみにこの友人の正体が五穀米プロダクションCEOであると判明するのはもう少し先の話である。

○理由なき参戦

3日目くらいでやめるだろ普通

  「どうして始めたのか」とよく聴かれるが「なんとなく」としか言えない。私は安いチャレンジ精神で新しい事を始めることが多いのだが、この時もその一つだった。聴きなじみのない音楽に乗せてとんでもないクオリティの3Dアイドルが動く。文字と共にボイスが流れる。最初は全く慣れなかったが、慣れぬまま5日が過ぎているという事実が俺の興味を一段階先へと押し上げた。そして

 3,000円でSSRが選択式で貰えるアレである(バリアンズカオスドローOCG化おめでとう)。
 ちなみに選考理由は声でもビジュアルでもなく「好きな楽曲のオリジナルメンバーに複数該当していたから」の一点のみ。この時点でこの少女の背景や人物像なぞ欠片も知らなかったし何ならちゃんと声聞いたのここが初めてまである。ちなみに好きな楽曲とは「nation blue」「輝く世界の魔法」。第二回総選挙で王者に輝いた年に発表された2曲、なんというか因果なものだ
 そこからはMVみてコミュみてアニメみて限定CD買って…と矢継ぎ早に展開。積み重ねのない状態で出会ったことが逆に「彼女は何者なのか」という興味を搔き立てた。
 銀の髪に紅い瞳、ゴシックロリータを纏い闇の言葉”熊本弁”とも呼ばれる特殊な――いわゆる中二病的な――台詞回しで話すのが特長。本来は内向的な性格であり、闇の言葉等は弱い自分を守るために生まれたものだと評している。そんな自身の所作が普通でないことは理解しており、真に大事な時("闇'ではなく自分の言葉で伝えるべき時)には勇気を出して普通の言葉で話すなど、真面目で素直な人柄が伺える。
 元来内向的な性格であった彼女は以前から絵を書いたり、物語を読んだりして空想の世界を夢見ていた。アイドルの活動を通してそんな空想を現実にしていくことこそが彼女の目標である。一方で、自分の世界を現出し続けることで自分を応援してくれるファン≒自分と同じ趣味・境遇を持つ人たちの希望でありたいとも考えており、熱くひたむきな思いをもってアイドルたらんとしている所もまた、彼女の大きな魅力の一つである。到底中学生とは思えないプロ意識だ…

【限定ガチャについて】
 ここからは、神崎蘭子を巡るガチャの歴史を振り返ります。

○1本目/[幻想と神話の紡ぎ手]
 アイマスといえばガチャ。天井システムにより300連で確定、0円からスタートしたら9万円を要する。蘭子の新規実装は当時相当焦らされており、いつ来てもおかしくない状況だった。

「ならば300連分貯めてしまえばいい」


ちょっと減ってるが、有償の余りを衣装に変換したとかだった気がする

貯め始めたのが2016年10月末からだったので7か月耐えた。この間、SSR6種くらい。なんだこの意志力は… 結局130連くらいで出して、

ノリで無償天井した。まぁそれでも70連くらいは残ったので、ええやろ!

○2本目/[運命の待ち人・復刻]

~1ヶ月後~

有償天井した。

馬鹿…!お前…!! なんか大事な提出物に不備があって呼び出し食らって怒られた後だったのを覚えている。渋谷駅を彷徨いながら地獄に嵌っていくあの感覚はあまり笑えない。だがこれで実装済カードのコンプが為されたのだ 仕方ないではないか(30日前に無下に消費した無償3万ジュエルから目をそらしながら)

 ちなみにここで発生した7万円の引き落としには何とか耐えたが、その代償としてswitchを売却せざるを得なくなった。


買い戻すのは1年半後。爪痕は、大きかった…

○3本目/[祝宴の白姫]


 あまりにも弱すぎる。なんだコイツ…
だ↑が↓、4週目が9月に来ることも、そして9月には無料10連期間がぶつかることも全て読んでいた!

辛・勝

オーバーラン、否、ウイニングランである。課金してないので問題ない。確か限定スカチケに付いてきた20連チケットで届かせた記憶(課金しとるやん!)。前回と違うのは、この後復刻が控えていないこと。次の周期まで力を貯めるのであった。

○4本目/[祝福のシュトラール]

ちょっと角度近くて草

 およそ1年ぶりの闘い。既に周期を理解していたので30,000石程度は維持できている 多少の傷は覚悟の上で…

勝った!!!

神崎蘭子ガチャで天井行かなかったのはこれが初めてです。おかしいな おかしいな
 直近でイベント報酬になったので次のガチャは来年でしょう。遊星ヴェルバーの如く固定周期で覚醒する存在として、これからも闘いを続けます。
 …モバのガチャ?

――その先は地獄だぞ

【イベントについて】
 定期的に開催されるイベントには「ポイント報酬」「ランキング報酬」がそれぞれ設定されており、前者を下位、後者を上位と表現する。上位カードが限凸できるので、2,000位以内が一般的な(本腰入れてイベランする人の)ボーダーラインとなる。とはいえ「デレステにおいては」上位カードの入手自体はそんな頑張らなくても叶うので、個人的には騎士の誉れ程度という印象(称号、スタラン込みで)。でもほしいでしょう?騎士の誉れ。

○unlock starbeat編

このゲーム始めて3年、待った。しかも3年ぶりに内田真礼氏が参加する「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Glowing Rock!」のテーマソングときた。少々出来過ぎた展開である
 デレステにはいくつかのイベント形式があるが、この「LIVEGroove」はスタミナを消費しランダムで3曲プレイ→アンコール枠として新規実装楽曲を無償でプレイしポイントを積み上げていく、というもの。以上。

 この形式は「放置編成」と呼ばれる、特殊なスキルの重ね掛けで画面を押さずに楽曲をプレイするインチキ手法が使えない(当時は例外なく無理だったはず)のでほんとにつらい。肉体を酷使することでしか戦えないってコト

 友人の家に泊まり込みでイベランした。楽曲はほんとに良い。未だに5本の指に入るくらい好きなのでリンク張っときますね?

学生走りできるのもこれが最後。最高の楽曲をいい順位で駆け抜け、伝説のライブへと向かうのだった…

○「堕ちる果実」編
 超久々・全世界待望の上位イベントはまさかの新規ユニット曲の実装と共に訪れた。黒崎ちとせとのデュオ「Fortuna Regina」による「堕ちる果実」。モバマスでのユニット着名からさほど時間経っていたわけでもなかったので「もう来たか!?」というのが一番の感想。実際かなり異例

ホントに久しぶりだよ!ちなみにユニット曲の実装は二宮飛鳥とのデュオ「ダークイルミネイト」による「双翼の独奏歌」以来で5年振り…?

今回のコミュは過去に例のない攻め方をしており終始独特な雰囲気で進んでいくのですが、

完全に伏線だった

よりによってタロットカードなの何!?ちなみに前回参加したリリイベのユニットも「ARCANA」だったりする 今 アルカナが 熱い ! 

 色々あって出遅れたけど入賞。システム周りのアプデもあり前回よりも走りやすかった。でも100歩譲って次はアタポン形式でお願いします

 以上2つが「デレステ」のイベント。死ぬほどアイテムため込んでたのでジュエルは食べずに済んでます。ではこれを踏まえて…

○ぷちデレラコレクション編
 これは「モバマス」のイベントである。「デレステ」との大きな違いは、上位に据えられたカードは2,000位以内に入らないと確定入手不可・原則復刻無し、という点。
 通称「ぷちコレ」。モバマスは通常のカードのほかに「ぷちデレラ」というシステムがあり、入手したカードとは別に育成を楽しめるほか、イベント参加やSRカードの入手時にもらえる「ぷち衣装」で着せ替えが楽しめる。ぷち衣装にはステータス・レアリティが存在する
 そのような訳で、コレで殴った数値を競う、というルール(衣装で殴るってなんだよって思うかもしれないが、他に表現がない)。強いぷちデレラを育てるには絶対的にプレイ時間が必要であり、強い衣装を手に入れるには強いSRアイドルを入手する必要がある。つまりプレイ時間の差は簡単には覆らないということである
 だがこのイベント、異質な箇所として「普通のカードは全く使用しない」「タイムスケジュールがあらかじめ決まっている」というものがあった。手持ちの物資や戦力を確認しごちゃごちゃ考えた結果、

開戦!!

 初日は入賞ペースを維持して終了。消費は早いが理論値を重ねれば辛うじてついていけそうなレベルであると確信したが…

だがイベントは5日間。貯蓄で走れたのは初日だけ、2日目にして全資材を使い切ってしまう。

逆に言えば資材さえあれば勝てる

時限式なので睡眠を犠牲にする必要もなく、火力不足は手数で補い切れる。勝利の方程式が整ったことを確信し、課金。とにかくペースを維持!死守!

 歴戦のSランカーと戦う。エグゼイドが99、スナイプが50なのに一人だけレベル3で戦っている飛彩先生みたいな状況。だが人生初の蘭子イベント、不相応だとしても駆け抜けたいという気持ちが勝つ。俺に切れないエナはない

 最後の最後まで殴り抜いて勝利。結果2万くらい飛んだ気がするが、花嫁の7万に比べれば安いということで誤魔化していた でも楽しかっただろ?
 当時ぷちコレ史上最高ボーダーだったらしい(最近はーちゃんに抜かれた)。そも神崎蘭子がモバの上位になったのはコレを含めて2回しかないです そりゃガチャの方が回るか…

【ライブ編】
 ここでは私が神崎蘭子を初観測した「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Glowing Rock!」について書きます。2020年2月15日/16日、2019年秋から始まり幕張→名古屋と繋いできたツアーの千秋楽として開催されたこのライブ。演者発表された時には「双翼の独奏歌」「ダークイルミネイト」といった関連ワードがトレンド入りするなどすさまじい反響があった。

当方、あまりにも気合が入っており13日の深夜にバスで発つという強ムーブで到着。連番のハタケヤマ選手がバス内で飲酒しかけて本当に危なかった記憶。安かったけどしんどかったので今後は絶対やりません

事前物販という文化。甦れ…甦れ…

大阪なので当然そんな出会いもある。普通に観光も楽しんできました


 余談ですが、左のバッグは定価10,000円を3,000円くらいで購入。右のバッグは無印で買ったもので、今では職場で使ってます(当然グッズは外してますよ)

これ伝説の始まりなんですけど今回の中身に何ら関係ないので記録のみとします

京セラドームは収容50,000人。シャニ福岡編でバトルシティの話をしたが、これくらいの規模になると本当に世界が塗り替わるので恐ろしい。

 この2日間における神崎蘭子参加楽曲は全体曲として「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」「Unlock Starbeat」「EVERMORE」「TRUE COLORS」「お願い!シンデレラ」、ユニット曲として「Frost」「双翼の独奏歌」、ソロ楽曲として「夢幻ノ救憐唱 ~堕チル星ノ調ベ~」の計8曲。こう見ると結構多いな
 今回の公演は名にロックを冠するだけあり「ほぼ全編生バンド演奏」という触れ込み。どんなもんかと思ってたけど、一曲目の「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」のイントロが流れた瞬間(あっこれヤバい)と感じずにはいられなかった。音を聴覚だけでなく五感すべてを動員して受けるかのような…五臓六腑に染み渡る、などというがまさにそんな感じ
 そして神崎蘭子≒内田真礼さんを見つけたとき。円盤じゃ回収できないあの一瞬は、今でも心に焼き付いて離れない




にしても当時の俺よく書けてるな…項目多いのに追記の必要がない
 蘭子に限らずこの公演は全曲強く、本気で語るならまだまだ尺が足りないくらいである。だがそれ以上に、2017年のきまぐれから2年強、神崎蘭子並びにシンデレラガールズと歩んできた日々が一つの集大成を迎えたというのが非常に大きい。現地参加した知り合い・フォロワーもかなり多かった記憶があるし、歴史に残る熱狂を共に楽しめたということがとにかく最高だった

 五穀米とは。シンデレラと私を語るうえで外せない組織。いずれ語る機会が来るかもしれない。

○おわりに

いかがでしたか?

 いろいろ盛り込んだらとてつもない量になりましたが、これだけの豊潤な歴史を振り返ることができて自分でも懐かしい気持ちになれました。12月には延期していた10周年ライブ愛知公演、1月にはまさかまさかの沖縄公演の参戦が決定し、これからも盛り上がりを見せるシンデレラガールズから目を離せない。そんなアニバーサリーな日々を蘭子と共に駆け抜けていきたいと改めて感じますね。
 次回も番外編だと思います。2021年も1ヶ月ちょいを残すのみ。よい終末を迎えるべく、頑張っていきましょう。『闇に飲まれよ!』

~tarou~



 



 

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