夜になると訪れる幸せの実感と恐怖
毎晩寝る前に訪れるこの感覚。
幸せと恐怖。
最近特に強くなった。
娘2人の間が私の定位置。
いつも3人川の字になって寝ている。
私が寝る頃には2人は夢の中。
安心しきって穏やかな顔。
そんな顔をしばらく眺めている。
今日あった出来事を思い出しながら。
そうしていると心から幸せを実感する。
あの2021年の事件の時は、
私が再び幸せを感じられるなんて想像できなかった。
(2021年のことを少し書いたnote記事)
娘たちは一日一日を精一杯楽しんで、最後のエネルギーまで使い切って倒れるように寝てしまう。
そんな娘の寝顔を見ながら、外からは虫の音が聞こえてくる。
心地よい空気。
こんなことが幸せなんだな。
毎朝7時半。
娘2人が揃って家を出る。
毎日思うこと。
それは
「これで会えるのは最後かもしれない」。
だから私はいつも2人に、
「気をつけて行ってきてね。ママ、2人が帰ってくるのを楽しみに待ってるからね。」って言ってる。
外に出たら、そこは何があってもおかしくない世界。
いや、家にいたって何だって起こり得る。
24時間愛する人を守ることなんてできないし、守ることが育てることではな
いこともわかってる。
だから寝顔を見ながら毎晩思う。
こんな平和な夜は今日で最後かもしれないって。
これって、
幸せすぎて怖いってこと?
不幸で辛かったはずの自分が、
こんなにも幸せを感じている。
ありがとう。
幸せと恐怖に押しつぶされそうな夜がまたやってくる。
染