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アルテス・リベラレストとは?【リベラルアーツに学ぶ】

こんにちはsomekichiです。

「アルテス・リベラレスト」とは、古代ローマにおいての「技術」の中で2つに大別される「機械的技術」と「自由の諸技術」のうちの「自由の諸技術」のことを指し、後の「リベラル・アーツ」となります。

リベラル・アーツとは、ヨーロッパの大学制度において中世以降、19世紀後半や20世紀まで、「人が持つ必要がある技芸(実践的な知識・学問)の基本」と見なされた自由七科のこと」です。 - wikipediaより

【リベラルアーツの自由七科】
1:文法学
2:修辞学
3:論理学
4:算術(数論)
5:幾何(幾何学、図形の学問)
6:天文学
7:音楽

日本におけるリベラルアーツ

諸外国では「自由の学問」と呼ばれるリベラルアーツですが、日本におけるリベラルアーツ教育を導入している大学は「幅広い学習分野」や「文系・理系の垣根を超えた教育」から幅広い教養を学び、そこから「専門的な分野」へ進むような形が多く、これは、他分野の教養と専門性を兼ね備えた人材が重要性を増している背景があります。

いわゆる「スペシャリスト教育」だけではなく「ジェネラリスト教育」の重要性が増しているということです。

手に職を付ければ生きていけるという考えは、変わりつつあり、「先人が作ってきた専門性」を「繋げ」「新しい価値を創造する」力を持った人材が重要視されるようになってきているのです。


答えがない課題に対して立ち向かう力

※ここからはsomekichiの感想です

昨今では「一般知識の差」というのはスマートフォンの普及でどんどん無くなっています。誰もが調べれば「欲しい情報にアクセス」できるので、必ずしも「知識を覚える必要」が無いわけです。

しかし、この「情報をどう扱うか」ということや「情報同士を紐付け、思考」する能力というのは「経験」が必要になってきますので、そこで「差」は生まれていきます。

今後重要視されるであろう「答えのない課題に対して立ち向かう力」を養うために「課題を解決する経験を持つ」ことは重要であり、それは「体系化」が難しいため、ある種「自分だけの能力」となります。

例えば「IT」と「卸売」の教養を兼ね備えれば、世の中の商品流通の課題を解決する手助けができるかもしれません。「介護」と「教育」についての教養を兼ね備えれば、より効率的な介護教育を提案できるかもしません。

このように、今存在している課題に対して、自分の「経験・教養」を掛け合わせること、またはきっかけ作りに寄与できることが、これからの「リベラルアーツ教育」の在り方なのではないかと思いました。

これが今回「アルテス・リベラレスト」を調べていくうちにsomekichiが感じた感想でした。

ここまで本記事をご覧いただき有難うございました。
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