見出し画像

MOTを勉強しよう【技術経営】

こんにちはsomekichiです。

皆さんは「技術経営」という言葉をご存じでしょうか?技術経営のことを英語で「Management of Technology」略して「MOT」と呼ばれます。

経営と聞くと、管理職や経営者など「上位レイヤー」に必要な知識というイメージが強いですが、一般社員や若手にも役に立つ知識が「MOT」には非常に多く散りばめられています。

今回は、そんなMOTについて重要なポイントをいくつか掻い摘んで紹介していきます。興味がある方は是非ご覧いただけると幸いです!


「ものづくり」をマネジメントする

MOTとは簡単にまとめると「ものづくりの取り組み全体をマネジメントする」ということです。

・技術ナレッジ
・知的財産権
・ファイナンス
・人的リソース
・マーケティング
・R&D
・プロダクト
・品質と品質管理
・プロセス
・ロジカルシンキング
・社会的活動
・環境

これらのことを学べるのが「MOT」になります。

これだけの範囲の基礎的な部分を学べるのは、特に若手な方々にはメリットが大きいのではないでしょうか。実は、MOTは業務経験が浅い方にも非常におすすめできる学問なのです。


書籍の紹介

私は社会人2~3年目の時に、こちらの「若手エンジニアのための技術経営論入門 - わかりやすいMOTの考え方」を読んで、LT(ライトニングトーク)で発表していたりしました。

この書籍はかき回しは若干難しいものの、学術的に単語とその意味をしっかり学んでいける本なので、辞書的に使うのに向いています。

上で紹介している範囲は、この本一冊で(基礎的な部分は)学ぶことができます。


MOTの活用

MOTはあくまで「考え方や手法」を学べるものなので、そこから現場や実際の業務に当てはめていく必要があります。

業務改善やマーケティングのヒントになることもあり、触りだけでも知っておくことで、「これMOTで載ってたな...ちょっと調べてみよう」ということができるようになるので、自分の武器が増えたりします。

また、プロダクトや品質のことは現場でモノづくりをする方にとって、非常に重要な考え方になってきます。経営的な視点でモノづくりをすることで、視座を上げることができ、より効果的な手法を選び取ることができるようになるかもしれません。

もし、よろしければMOTをこの機会に勉強してみては如何でしょうか。
書籍を買うのはハードルが高いという方には、この辺のサイトに目を通せばもう少し詳しくMOTを知ることができます。

以上、今回は「MOT」についての紹介でした。
ここまで、本記事をご覧いただき有難うございました!
他にもこの記事が参考になった方向けにお勧めの記事を下に紹介しておきますので是非ご覧ください!

おすすめ記事


この記事が参加している募集

最近の学び

よろしれけばサポートよろしくお願いします!クリエイターとしての活動に活用させていただきます!