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自社の強みを活かしたい!けど…【情熱社長倶楽部】VOL.72

平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。


先週末の4連休は
どのようにお過ごしになりましたか。

私は出張が重なり、4連休初日である19日は
午前中に羽田空港から伊丹空港への移動でした。
空港が多くの人で賑わい、飛行機も満席でした。

コロナ感染症対策を万全にしながら、
GOTOキャンペーン等の施策で
経済が回復することを祈ります。


さて、クライアントの経営者様とお話しする中で、
「お客様に提供している自社の強みが、自社内でも活かされているか」
という話をしておりました。

自社の強みを活かし、同業他社様との差別化をすること、
お客様に喜んでいただく施策を取り入れながら、
マーティングやブランディングに反映されているという
企業様は多くいらっしゃることでしょう。


ただ、自社の強みはお客様に対してだけでなく、
「自社にも活かされている」ことが大切であり、

その状態が本当の意味で
「自社の強みを活かせている」ということなのだと感じます。


そのため、お客様に対して取り組んでいる内容を
自社の社員が自社内で出来ているかどうか
再確認する必要性があると思いました。


例えば


「お客様に対してスピード対応を心がけています!」
と伝えながらも、自社内の報連相や情報共有はなされていない。

「知識豊富なスタッフが、お客様の疑問にすぐに対応します!」
と伝えながら、自社の社員が情報を得たり、学ぶ時間を取れていない。


など、お客様に対して伝えているメッセージと
社内の状態がリンクしていないということが
組織の中で起きていないでしょうか。

もちろん、「お客様に対しては出来ています!」と
答える方は多いと思いますが、

お客様に出来ていても、社内で出来ていなければ、
「組織として強みを活かしている」とは言えません。

各自が、個人としての強みを活かすことで
お客様に満足をしていただけると思いますが、

それではいつまでたっても、
お客様は「仕事や組織」に付かず、
担当の「個人」に付いてしまいます。


また、ブランディングやマーティングで
自社の強みを打ち出し、新たなお客様と出逢っても、

対応する社員様が自社の強みを
「行動に移す」ことが出来ていなければ、
お客様の期待を超えるサービスはできません。


「自社の強みが、自社内でも活かされている」と
思いたい部分はありますが、

このように、経営者様が思っているほど
出来ていると言える企業様は
少ないのではないかと感じております。


これは弊社においてもそうです。

だからこそ、改めて現場の声に耳を傾けて、

・今、現場で何が起こっているのか?
・現場では何が必要なのか?
・経営者として出来ることは何か?

を確認する対話の時間を設けてみて下さい。


実践できていないことに対しては
メンバー自身も気づいていることが多いので、
現場との対話で、事実を確認したあとには、

・やるべきことを共に考え、
・進捗確認が必要な項目をすりあわせ、
・報告内容と手段を決め、
・現場での実行に関しては、現場責任者に任せる

ことを実践してみてはいかがでしょうか?


お互いの新たな発見や
安心感が生まれるかもしれませんよ。

そしてそれが、

自社の強みを社内外共に活かし、
本当に「強みが活かされている組織」への
第1歩になるのだと思います。


私も現場責任者に、再確認の意味も込めて
時間を取るようにしてみます!

最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。


長友 威一郎


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