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障害のある人との関わり方について悩んだら読む本


「矢島さん、もう帰るの?」

障害のある人が働くNPO法人「ぷかぷか」へ遊びに行った時のこと。

スマホの得意なてらちゃんと絵の上手なりえさんが話しかけてくれた時に、私は思わず

「え?! 私の名前を覚えているの?」

と、驚いてしまいました。

私は、とんでもなく失礼な話をしています。でも、それくらい障害のある人について知らないことだらけでした。

あなたは、障害のある人についてどれくらい知っていますか?

知的障害のある友達が一人もいないのはなぜだろう

障害のある人は、936万人(内閣府)。神奈川県民が9.126.214(2015年wiki)ですから、それより多いそうです。


身体障害者(身体障害児を含む。以下同じ。)436万人、知的障害者(知的障害児を含む。以下同じ。)108万2千人、精神障害者392万4千人となっている(図表1参照)。

出典:内閣府

私は、身体や精神の障害がある人は身近にいますが、知的障害のあるお友達は、一人もいませんでした。

それは、障害のある人は世間にばれないように形見の狭い思いをしながら生きていかなければいけないというような、日本の社会に原因があるようです。

・排除する社会
・根強い優生思想
・隠す家族

そんなことで、私には46年も生きていながら、知的障害のあるお友達が一人もいなかったのだと思います。

障害のある人への偏見と差別


「障害のある人への偏見」ですぐに思い出したのが、LGBTです。勉強会をまとめていますので、よろしければこちらをどうぞ。

さらに、神奈川県で起きた「津久井やまゆり園殺傷事件」。ニュースで見聞きしたものの、どこか対岸の火事でいたのは、お友達にいなかったのが大きいと思います。

私のように無関心や無知であることが、無意識に偏見と差別をしていて、犯人を作り出していたのではないだろうかという問題について、少しずつ知ろうとしています。

その大きなきっかけになったのがかぷかさんたちです。

以前開催した、ぷかぷかさんの上映会の様子を記事にしていますので、よろしければ合わせてどうぞ。

障害のある人と一緒に生きていったほうがトク!

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そう断言する高崎さんの本がこちら「ぷかぷか物語」です。

この本は、養護学校の教員だった高崎さんが定年退職したあともみんなと暮らしたくてパン屋さんをオープンさせるところから始まります。壮絶です。お金の金額も大きいです。トライ・アンド・エラーを繰り返し諦めずにチャレンジを続ける姿にも感銘を受けました。

この本には、私の知らない障害のある人の姿がたくさん映し出されていました。

怖いとか気持ち悪いという誤解がある事実と、それじゃあいったいぷかぷかさんたちは、どんな人たちなのかという本当の姿がありのまま書かれています。

久しぶりにぷかぷかさんにお会いしましたが、パワー全開でした。

障害のある人とはどんな人か
豊かな社会とは何か
なぜ、障害のある人と生きたほうがトクなのか

この本のおかげで、いろんな誤解がとけました。

店長 やじこ

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