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フリーランスになるなら、まずはSES企業に入るべし?


どうも!WESTエンジニアです
今日も元気にフリーランスまでのサポートをさせてください!

今回は、フリーランスになるまでの道のりとしてSES企業ってどうなの?
という観点で僕の意見を書いていこうと思います

✋いまIT業界に興味はあるけど、何から手をつけていいかわからない人
✋フリーランス志望の業界未経験の人

ぜひ、参考にしていただけたらなと思います

では、いきましょー!


いきなりですが、結論を先に言うと、かなりオススメします!

ただし、SES企業に長く勤めることはオススメしません
あくまでも、フリーランスになるまでの過程として!という話です
(こんなこと言うと、SES企業の経営者におこられると思いますが・・)

SES企業ってなんだ?という人は、こちらの記事で軽く説明しているので
ぜひ見てください
「未経験から年収1000万を超えた方法!」

じゃあ、なぜ僕がSESをオススメするかと言うと
次のようなメリットがあるからなんです

1   入社しやすい
2   研修期間が長めに取られている
3   研修教材が豊富
4   給料をもらいながら、学べる
5  資格取得で臨時収入を得られる
6   先輩エンジニア直々にプログラミングを教えてくれる
7   コミュニケーションスキルも磨ける
8   自己アピールの仕方がうまくなる
9   色んな案件に携われる
10  フリーランスと働き方が同じ

どうでしょうか
良いことばかりですよね

それぞれ補足説明すると

1:入社しやすい

まず、SES企業はIT業界の中でもかなり入社しやすいです
僕自身、ゴリゴリ文系の業界未経験でしたが入社できました
同期にも未経験者は多く、切磋琢磨しながらスキルを伸ばしていけます
企業を選ぶ際の見極めポイントとしては、
自分がなりたいエンジニア像をかなえてくれる案件
それを会社側が持っているかどうか
です
これを意識していないと、入社したは良いものの自分の目指している方向とは違う案件に参画することになりモチベーションが上がらなかったりします

2:研修期間が長めにとられている

SES企業での研修期間は、大体2ヶ月〜3ヶ月確保されています
凄いところだと半年とかっていうのも聞いたことがあります
研修期間は、基本的にプログラミング学習をしていきます
SES企業は社員をSIerに技術者として紹介することで収益を得ています
そのため、紹介する技術者のレベルが高ければ高いほど高単価で紹介することができるわけですね
技術者としてのレベルを担保するためにも、研修期間が長く設けられています
ちなみに、研修生の成長スピードによって研修期間は長くなったり短くなったりすることもあります

3:研修教材が豊富

先ほどの説明と重複するのですが、社員の技術レベルを担保したいSES企業は、多くの技術教材を所有しています
Java, Ruby, PHP, JavaScript, Pythonなどのプログラミング言語だけでなく
Linux, SQL, MySQL, AWS. GCP, AzureなどOSやDB、クラウド回りの教材なんかもあります
独学で勉強するとなると、これらを実費をはたいて技術教材を購入する必要があります
しかも意外とIT関連の技術教材って高いんですよね・・・
SES企業に入っちゃうと、タダでそういった教材を読むことができます!

4:給料をもらいながら、学べる

これ、すごくないですか?
研修期間の間も給料が出ます!
つまり、給料をもらいながらスキルも一緒に磨けるわけです
どこかの企業に就職しながら、転職のためにプログラミングを独学で勉強している方は、SES企業に飛び込んじゃってもいいんじゃないですかね

正直、SES企業にとって研修期間は、ただただ支出を増やしているという状態です
技術者に案件を獲得してもらって、SIer企業に送り出すことでようやくお金が入ってきます
まあ、SIerに要求する金額がそれなりに高いため、そこまでしてでも技術者を育成する価値があるというわけですね
大体、1年ぐらいで元は取れてるんじゃないですかね
なので、1年以内に転職されると企業側にとっては泣き寝入りするしかないですね笑
実際僕は、1年半でやめたのでそれなりに痛かったかもしれないです
ま、その企業が一生僕の面倒を見てくれるわけでもないのでどうでもいいんですが笑

5:資格取得で臨時収入を得られる

これまた凄いです!
IT業界では資格がいっぱいあります
僕は、Javaという言語を扱うんですがJavaにも資格が色々あり
その資格を取得することで奨励金という形で臨時収入を得ることができるんです!
しかも!資格の受験料も企業側が出してくれます!
これ、かなりおいしいですよね
独学でやろうものなら、受験料がかかるし受かったとしても奨励金なんてないですよね笑

なんで、そういうことをしてくれるのかというと
これも重複にはなりますが、SES企業側としても技術者にセールスポイントを見出すために資格を取得して欲しいからなんですね
ただ、中にはそういった制度がないSES企業なんてのもチラホラ見かけますので、SES企業を選ぶ際は1つの条件に入れておくのをオススメします

6:先輩エンジニア直々にプログラミングを教えてくれる

これも独学では味わうことができない旨味です
どれだけYoutubeや教材で勉強したとしても所詮は机上の空論です
それに対し、現場で活躍している先輩エンジニアが教えてくれることは、実務で経験した内容になるのでそのまますぐに活かせます
それに加えて、独学では気づけなかった勘違いを防ぐこともできますし、勉強中に詰まった場合にもすぐに相談・解決することができます
結果として、学習効率がかなり良いと言えるんじゃないでしょうか

7:コミュニケーションスキルも磨ける

IT業界はコミュニケーションなんて必要ないと思われるかもしれません
しかし、実はかなり重要で未来の出世がスムーズにいくかどうかの分岐点になると言っても過言でありません

具体例を出すと
実務に入って開発を進めていくと、仕事が与えられるわけですが
その仕事内容って正確に理解する必要がありますよね
最初のうちは、知らない単語が頻出すると思います
できないと思われたくない一心で、「後で調べればいいや」と
理解している風で進めるとハマります
きちんとどこまで理解していて、どこからがわからないのかを伝える能力が重要になってくるということですね

僕は、基本わからない体を装っていました笑
これ実は、いいことづくしなんですねー
たとえ知っている単語だったとしても、知らないフリをしておくと色々教えてくれます
その結果、知らなかった情報まで知れたりします
さらにいうと、みんな知らないと思って軽いタスクから振ってくれるので、飲み込みが早いと思われたりもします笑
明日から使ってみてください👍

8:自己アピールの仕方がうまくなる

これも重要なスキルの1つです
SES企業では、SIer企業に技術者を派遣するため、「一緒に働きたい」と思ってもらう必要があります
研修期間で学んだことや仕事に対する姿勢をうまく伝える力が求められるので、自己アピール力が格段に上がります
これは、個人的にかなり大事なスキルだと思っていて
フリーランスになった時に、その威力のすごさを再確認しました

9:色んな案件に携われる

これは、エンジニアとして幅を持たせるのに大きなメリットだと言えます
どうしても社内SEとかだと、自社のシステムに閉じたITスキルしか身につきません
その反面、SESの技術者は1つの案件が一生続くことはほとんどなく
案件が収束したら、次の案件に携わることになります
結果として、いろんな言語をさわれたり、いろんな業界のシステム開発に携わることができ、エンジニアとしての幅を広げることができるということですね

ただ、中には
案件が収束しなかったり、常駐先で別の案件が動き出し、そのまま契約延長されることもあります
または、居心地が良くてずっと同じSIer企業に常駐して仕事をするSES技術者もいます

ちなみに契約延長の際は、SES技術者自身の意向も聞いてくれるので、別の案件がしたい場合は、断ることもできます

10:フリーランスと働き方が同じ

これが最大にして最強のメリットだと僕は考えています
「未経験から年収1000万を超えた方法!」の記事でも書かせていただいたのですが、SESとフリーランスは働き方がほぼ同じです

SES出身者はフリーランスとしての活動になんの違和感もなくなじめますし、すぐにフリーとして軌道に乗ることができます

これ、結構大きくて
エージェントの人によると
・会社でSEをやっていた技術力のある人が、フリーランスに転向したけど、自己アピール力が足りなくて案件を獲得できなかった
・フリーランスになってから、その働き方に向いていないと気づく
なんて人もいるみたいです

SESからフリーになってみると、そのギャップがないことに気づくと思います
僕自身、SES出身なのでこのメリットのおかげで
難なく案件を獲得することができ、すぐに軌道に乗れました


はい、ここまでメリットばかり紹介してきましたが
もちろんデメリットもあります

デメリットとしては、こんな感じ

1  給料が安い
2  ボーナスが出ないケースがある
3  会社への帰属意識が低い
4  案件がなくなるケースがある
5  やりたい案件につけるとは限らない

と、まあこんな感じです

これも、もう少し深掘りしてみます

1:給料が安い

SES企業はその構造上どうしても手元に入ってくる給料は安くなってしまいます。

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二次請けSES企業はまだマシかもしれませんが、三次請けとかになるとかなり安いです
僕自身、文系出身&開発未経験だったので入社できたSES企業は三次請けの会社でした
結果としてお給料は、手取りで16万ほどでした。。。
ボーナスも寸志程度しかない上に、どんなに頑張っても昇給は微々たる額でした
ただ、僕の場合はフリーランスになるための下積みだと割り切っていたので、そこまで落ち込むことはなかったです
なので、何度も言いますがSES企業はフリーランスになるまでの準備期間として使うことをオススメします

2:ボーナスが出ないケースもある

これは、SES企業との雇用形態にもよるところがあります
SES企業との雇用形態は「正社員」か「派遣社員」とにわかれます
僕は、正社員形態だったため実体験ではないのですが
派遣社員で契約していた知人の話によると、派遣社員は、正社員よりも月給が高く設定されていることが多い反面、ボーナスが出ないみたいです

中には正社員形態だけどボーナスが出ない会社もあるみたいですね。。。
この辺りは、面接の際に必ず聞くようにして自身が納得できる会社に入ることをオススメします

3:会社への帰属意識が低い

これは、どちらかというとSES企業にとってのデメリットになると思うのですが
SES企業で働くと自分が所属している会社への帰属意識というのがほとんど芽生えません
これはSES企業が抱える問題と言えると思います

帰属意識が薄れることで、発生するのが
・派遣先への引き抜き
 (本当はやってはいけないことですが、実際耳にします)
・転職
・フリーランスへの転向
などです

ぶっちゃけ、フリーランスを推奨している僕からすると、全くデメリットではないですね、はい

4:案件がなくなるケースがある

これも、どちらかというとSES企業にとってのデメリットになるのですが、
・常駐先の案件が完了した
・他の案件とのスキルセットが合わず、次の案件が決まらない

などの理由で案件がなくなってしまうケースがたまにあります
そうなったらどうするかというと

次の案件が決まるまで、社内で技術勉強をする
ことになります
これ、別に僕ら側からするとNo Problemですよね笑
会社によっては、若干給料が下がる可能性もありますが
それでも食いっぱぐれて給料が入らないなんてことはありません

んー、別にデメリットではないかな

5:やりたい案件につけるとは限らない

これは、デメリットだと思います
将来Webアプリケーションのエンジニアとしてフリーランスになろうと思っていたのに、ホスト系(大規模な計算処理や帳票出力処理を行うシステム)の案件にアサインされることがあります
僕自身、半年という短期間ではありましたが経験したことがあります笑

ただ、これも考えようだとは思っていて
違う分野の知識を手に入れられる良い機会だと僕は考えてました
実際に、フリーランスになってからその恩恵を受ける経験がありました

携わったことのあるWebアプリケーション案件の中には、溜まったデータをもとに裏で料金計算システムが動いているものがありました
僕は半年ではありますが、ホスト系の開発経験があったため、その仕組みがイメージしやすく、「最終的にどういったデータが必要になってくるのか」、「そのデータを取りやすくするには、どういう作りにしてあげればよいのか」を見据えて開発することができ、結果として高い評価を得ることができました(自分で言うなよ。。。)


はい、デメリットはこんな感じじゃないでしょうか


まとめ

いかがでしたでしょうか
いろいろ書いてきて、あらためて言えることは

フリーランスまでの下積みとしてSESを利用するのは、かなりオススメ

ということです笑

とはいえ、みなさん思うところはあると思いますし
これは僕の一意見にすぎないのであくまでも参考程度にしていただけたらなと思います

みなさんが、自分のスキル・自分のスタイルで自由にはたらけることを願ってます!

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