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「もったいない」を手放す勇気:サンクコスト効果を逆手に取る

あなたも「もったいない病」の患者さん?

みなさん、こんな経験ありませんか?

「この会社、もう限界...でも今まで頑張ってきたのに辞めるなんてもったいない!」

実はこれ、経済学でいう「サンクコスト効果」のワナにハマっているんです。このワナ、実は脱出のチャンスかもしれません。


サンクコスト効果:過去の亡霊か、未来へのチケットか

サンクコスト効果って何?

簡単に言えば、「既に投資したものを無駄にしたくない」という心理です。例えば、まずい映画でも最後まで見てしまうアレです。

  1. 仕事関連:
    長年勤めている会社で不満があっても、「今さら転職するのは面倒だし、これまでの経験や人間関係が無駄になる」と考えて、現状に甘んじ続ける。

  2. 趣味や習い事:
    若い頃から続けている趣味や習い事が今ではつまらなくなっても、「長年やってきたのだから、やめるのはもったいない」と思い、惰性で続ける。

  3. 人間関係:
    うまくいっていない友人関係や恋愛関係を、「これまでの時間や思い出が無駄になる」という理由で、改善しようとせずに維持し続ける。

  4. 健康関連:
    高額な健康器具やジム会員権を購入したものの、ほとんど使用していなくても、「お金を払ったのだから」と退会せずに契約を続ける。

  5. 投資:
    株式投資で損失が出ている銘柄を、「ここで売ったら損が確定する」と考えて、損切りできずに保有し続ける。

  6. 家電製品:
    故障気味の古い家電製品を、「まだ使えるから」と修理を繰り返し、結果的に新品を買うよりも多くの出費をしてしまう。

  7. 資格取得:
    取得しても活用する予定のない資格の勉強を、「ここまで勉強したのだから」と諦められずに続ける

でも、ちょっと待って!

実は、この効果を逆手に取れば、キャリアジャンプの強力な味方になるんです。

未来のサンクコストという新発想

今のあなたは、未来の自分に借金している

いやな仕事を続けることで、あなたは「未来のチャンス」という名の借金を重ねているんです。

5年後、10年後の自分に聞いてみよう

「今のままでいいの?」きっと未来の自分は、背中を押してくれるはず。

でも、不安ですよね...

  • 今までの経験が無駄になる?

  • 新しい環境って、リスクだらけじゃない?

発想の転換:「引き算」の人生哲学

人生の終盤に近づくほど、大切になってくるのは「引き算」の考え方。

必要のないものを手放す勇気が、新たな扉を開くカギになります。

行きたくない飲み会に無理していく必要はありません。

始めるのも、やめるのも自分の気持ち次第

何かを始めただけでも素晴らしいのです。
やめる決断をするのも自分自身。
何もしないより圧倒的に素晴らしいですよね!

生成AIの活用って自分で小さく始められるので、何かを辞めた後、何か新しい事を探している人には最適ですよ!

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