見た目は”不要”で飾られる
天気があまりよくありませんね。
今日も本を売り、図書館で過ごしました。
手に取ったのは植物図鑑。
植物のカラー写真を眺めているのはとても楽しいです。
ところで、植物の”緑色”って、クロロフィル(葉緑素)の色ですよね。
では、どうして緑色になるのか?
なんと、緑色だけ光合成に使わずに反射してしまうからだそうです。
つまり、植物の象徴たる”緑”は、植物自身にとっては”不要なもの”だったのです。
私たちも、実はそんなところは多分にあると思うのです。
他人から評価される「学歴」や「就職先」、「年収」、もっといえば「イケメン」だとか「若さ」なんていうのも、所詮は「表面的」なことで、本質的な「人格」や「行い」を表面化してくれる材料ではありませんよね。
他者に緑色を見せたいと、自分をよりよく、大きく見せたいと焦ってしまい、本質的な根や茎、幹、枝葉、花びらを育てることを忘れてしまっている人が多いのかなと思うのです。
「自分らしさ」ってなんでしょう?
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