日本人の労働観 ~残業という苦行観~
先日大学の講義でテイラーの科学的管理手法について学んだのですが、その時フと、会社で毎日、何をしているかわからないけど残業している人たちのことが頭に浮かびました。
彼ら、彼女らは、1日8時間、月20日、つまり160時間もの時間を使い、それ以外にも時間外や土日まで仕事をしているのに、20数万円しか稼ぐことができません。
賃率の設定根拠からいえば、20数万円は月当たりの労働生産性を指す指標であり、これ以上に労働時間が増加するのであれば、それに比例して労働生産性は上がるのですから