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北京の自動運転タクシー

最近話題になっている、中国・北京で始まった百度の自動運転タクシー実験。こちらの記事には実際にスマホで呼び出して乗ってみる様子が動画で紹介されていて様子がよくわかります。運転席に人が座っていますが、ハンドルの下で両方の手のひらを上に向けて「ハンドルに触ってませんよ」アピールが面白い。

目前,北京开放的百度自动驾驶出租车服务,主要集中在海淀、亦庄等主要生活圈和商业圈。每辆自动驾驶出租车同一时间最多可接待2位乘客,乘坐人需年满18至60周岁。同时,车内会有安全员保障行车安全(現在、北京で行われている百度の自動運転タクシーサービスは、主に海淀や亦庄などの主要生活圏と商業圏に集中しています。それぞれの自動運転タクシーは18歳から60歳までの乗客を同時に2人まで乗せることができます。車内には運行の安全を保証する安全要員が乗っています)。

これはタクシーで記者は後ろの席に座っていますが、目の前の画面に進行方向や左右の歩行車や自転車などが表示されて乗客も車の置かれている状況などが分かるようになっています。これなら心理的にも安心かもしれません。

今は実験ということで運転席に安全要員が座っていますが、いい結果が出ればいよいよ無人タクシーが北京の街を走り回るということになるのでしょうか。ちょっと乗ってみたい。

記事の後半には、中国で急速に伸びている電気自動車の需要についても解説があります。

9月份,新能源乘用车批发销量突破12.5万辆,同比增长99.6%,环比8月增长24.1%,产业高增长的态势日益显露(9月の新エネルギー乗用車の卸売販売台数は12万5,000台を超え、去年の同時期に比べて99.6%増、前月(8月)に比べて24.1%増となり、高い産業成長の傾向がますます明らかなっています)。

こちらも凄まじい勢いで伸びているのが分かります。こんな勢いのある経済を日本でも一度経験してみたいものです。

自動運転にしても、電気自動車にしても今やアメリカ企業の超強力なライバルで、中国国内で技術が成熟してきたら日本などにもガンガン売り込んでくるのでしょうか。自動運転がどんなプログラムで走っているのかなど、強烈に興味あるので引き続き注目したいところです。

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