見出し画像

CTOにお会いしてきた(6) 株式会社ピースオブケイク 今 雄一(こんぴゅ)さん 「前任者の突然の退職は成長のチャンス」

こんにちは。日本経済新聞社でSOLMUのコンテンツ担当をしている井木康文です。そろそろ2018年で最も良かったアニメと、来年のプロレス団体の動きの予想をしようと考えています。年の瀬も間近です。

SOLMUは "事業は、仲間から、つくる" というコンセプトのもと、エンジニアや起業家・新規事業担当などの方々に、新たな仲間との結びを提供するサービスになります。サービス名に託された想いや、SOLMUが持つビジョンなどについては、下記のnoteをご覧ください!

今回は、この連載のプラットフォームであるnoteを運営する株式会社ピースオブケイクCTOの今 雄一(こんぴゅ)さんです。

noteと日本経済新聞社は、今年(もしくは2018年)8月に資本業務提携を発表しました。 

そのようなご縁もあり、この連載もnoteで展開させて頂いております。

ということもあり、noteを運営するピースオブケイク社のCTOである今 雄一(こんぴゅ)さんにも、ぜひインタビューをさせて頂きたい!と依頼をさせて頂いたところ、こんぴゅさんもこちらの連載をお読み頂いており(!)、快諾して頂いたことで、実現致しました(ありがとうございます!)。

Q. 貴社の業務内容を教えてください。

ピースオブケイクは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。」というミッションのもと、「cakes」と「note」という2つのプラットフォームを運営しています。

「cakes」は1000名以上のクリエイター、50社以上の出版社と提携しつつ、コンテンツを継続課金で配信しているメディアプラットフォームです。PVに応じて原稿料をクリエイターに配分する仕組みが特徴です。

「note」は個人が自由にコンテンツを作成して発表・販売できたり、ファンとコミュニケーションできるコンテンツ配信プラットフォームです。独自ドメイン機能を提供していることもあり、最近では様々な企業様が自社メディアとして採用する例が増えています。

Q.こんぴゅさんのCTOとしての役割を教えてください。

開発系全般をみています。ビジネス面の要望を、噛み砕いてから開発側に落とし込むこともあれば、自分で手を動かす場合もあります。

noteはローンチから4年以上経っており、フロントにもインフラにもそれなりの負債が溜まっているので、それを計画的に返済する計画を立てて実行推進をしたりもしています。

Q.現状の開発体制を教えてください。

cakesとnoteという2つのプロダクトを運営しているのですが、cakesは運用フェーズになっており、メンテナンスが中心になっている状態です。現在は、noteの開発がメインになっており、10名程が開発に参加しています。

カイゼン、アプリ開発、フロントエンドの改修などいくつかのチームに別れて開発を進めています。自主性自律性を信頼したほうがパフォーマンスがでると考えているので、進捗を厳しく管理したりといったマイクロマネジメントはせず、緩く現場に任せています。

Q.続いて、こんぴゅさんのこれまでのキャリアをお聞かせください。

大学は工学部の環境デザイン系に進み学んでいました。また、趣味として当時流行していたFlash(ActionScript)を書いて遊んだりもしていました。

プログラミング自体は、高校時代にWindowsプログラミングにハマってvectorに作ったソフトをアップしたりしていました。また工業系の高校だったので、実習でCを使ってマイコン制御をするコードも書いていました。

Q.高校・大学で趣味でプログラミングをしていたとはいえ、建築系学科からWebエンジニアになった経緯を教えてください。

デザイン系の内定が出なかったこともあり、当時エンジニア採用を強化していたDeNAに入社したことがきっかけです。

DeNAでは、ブラウザゲームを開発する中で、Web系のプログラミングを学びました。2年半ほどの在籍でしたが、当時最大級のトラフィックをさばいていたことは良い経験になりました。

Q.ゲーム系のDeNAからジャンルが異なるピースオブケイクに転職した動機は何だったのでしょうか?

高校時代から、テキスト系サイトや音楽・文学などコンテンツ系のことが好きで仕事でやってみたいと思っていました。

しかし当時のDeNAはブラウザゲームの最盛期で、ゲーム以外の仕事ができる見込みが薄かったんです。そこで、転職活動ではコンテンツ系を軸に活動していたところ、ピースオブケイクを見つけました。

Q.数あるコンテンツ系の中で、ピースオブケイクを選んだ理由をお聞かせください。


クリエイターと一緒にモノを作っていく会社という雰囲気をとても魅力的だと感じました。また、前職が非常に数字を意識した開発を行っていたため、その世界観から少し遠い企業に行きたいというところもありました。

代表である加藤のビジョンにも強く共感できた上、前職から場所も近く環境も大きく変わらないなどの条件が揃っていたこともありピースオブケイクに決めました。

Q.大企業のDeNAからスタートアップであるピースオブケイクに入って大変だったことはありますか?


入社当時はcakesの機能開発を行っていましたが、すぐにnoteの立ち上げに向けて私ともう一名のエンジニアで開発を開始することになりました。リリース前は不安だらけでしたが、リリース後すぐに、数万人のユーザーが付いて手応えを感じました。

しかし、そんな数万人のユーザーが付いたリリース直後に、一緒にnoteの立ち上げを進めていたエンジニアが退職してしまいました。急遽、インフラを含めて多くのタスクを巻き取ることになりました。

非常に過酷な経験ではありましたが、必要に迫られて 、インフラ系や課金周りなどを実践しながら身に付けることができました。また、当時ベトナムでのオフショア開発などもやっており、そのようなノウハウも一気に吸収することができました。

Q.お話頂いたこれまでのキャリアの中で大きなポイントになった出来事はありますでしょうか?

1.新卒でDeNAに入ったこと

DeNAは、新卒エンジニアを大量に育成する体制がしっかりとできているのがすごかったです。当時エンジニアに即戦力を求めている企業が多かったのですが、DeNAは新卒エンジニアを育てることにかなりリソースとコストを割いていたと思います。そこでのスパルタ育成の経験が、今もとても活きていると思います。

2.ピースオブケイクに入ってすぐに他のエンジニア社員が急遽退職したこと

前任者やもう1名のエンジニアがリリース直後に退職してしまったため、全てを巻き取らないといけなくなった反面、体制から技術選定までかなり広い範囲の決定権を得ることができ、幅広い分野を一気に学ぶことができました。

Q.これからはどのようなキャリアを歩みたいですか?

ピースオブケイクはスタートアップなので何らかのEXITを目指しています。サービスを更に成長させて、評価に値する会社にして納得がいくまで見届けたいですね。

そのうえで、2周目、3周目の会社の立ち上げメンバーとして理念に共感するスタートアップに参画する機会があれば参加していきたいです。

Q.なぜ、これからも色々なスタートアップの立ち上げに関わりたいと思ったのですか?

スタートアップは社長がすべてです。

弊社の代表の加藤もそうですが、スタートアップの社長は社会の様々な問題を解決して貢献していきたいという熱い大義を持っており、それに向かって頑張っています。そんな社長たちの力になりたいなと思っているからです。

Q.現場エンジニアとCTOの違いはどこにありますか?

特に前職の現場エンジニアの頃は、与えられた公式を使ってうまく問題を解くみたいな世界観でした。使用する技術セットや社内ツールが細かく決定されていたので、与えられたリソースで最大値を得る問題を解いていくのがミッションでした。

一方で、現在のnoteでのCTOの仕事には、公式も答えもありません。そのため、自由に組み立てて、答えを探し出していく楽しさがあります。

Q.ご自身で組織を作る際に大切にしていることはありますか?

ポジティブで前向きな雰囲気にしようと心がけています。例えば、社内チャットツールの反応1つとっても、なるべく可愛いスタンプを使ったりしています。細かいところからでも、みんなが楽しく働ける雰囲気にしたいと思っています。エンジニアがネタで行う、プレスリリース芸なども自由にやってもらっています。

↑こんぴゅさんとのSlackのやり取り。可愛いスタンプを押してくれます。

Q.SOLMUを使ってどんな人と出会ってみたいですか?

スタートアップでプロダクトを運営して規模が大きくなるにつれ、分野ごとのプロフェッショナルな知識が一時的に必要な時があります。ショットでコンサルを依頼をしたい、みたいなニーズはあると思います。

例えば、クラウドの扱い方や統計的なデータの処理の仕方、社内インフラの構築といった情シス系タスク、PCIDSSなどの審査準備、法律知識などです。そういった必要な知識、経験知をスポットで発注できる人にメンタリングして欲しいです。

逆に、私がメンターとしてスタートアップの相談に乗るようなこともしていきたいです。他のスタートアップがどういうところを悩んでいるのかを知ることは私や弊社にとってもプラスになると思います。

Q.最後にピースオブケイクからの告知をお願い致します。

ピースオブケイクではエンジニアを絶賛採用中です!

少しでも興味を持っていただけるようであれば、以下からぜひ、お気軽にご連絡ください!


■SOLMUのご利用について


サービス詳細はこちら

アプリのインストールは下記の各ストアからお願いいたします。ご利用に際し、Facebookのアカウントが必要となります。利用者登録には、日経が行う審査に合格する必要があります。

iOSのインストールはこちら

Androidのインストールはこちら

■取材依頼も大募集

本連載「CTOにお会いしてきた」では今後も様々な方にインタビューさせて頂きたいと思っております!そこで皆様から、「こんな方のお話を聞きたい!」、「もっとこういうことを聞いて欲しい!」といったご要望をお受けします。

ご要望のある方はご自身のTwitterにて、"#solmu_cto"とハッシュタグをつけてツイートください!たくさんのご要望をお待ちしています。※ご要望に沿えない場合もございますのでご了承くださいませ

この記事が参加している募集

noteでよかったこと

私の仕事

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
キートス!(フィンランド語で「ありがとうございます」)
41
日経発チームメイクアプリSOLMUの公式アカウントです。「事業は、仲間から、つくる。」をコンセプトにエンジニアや起業家の仲間探しを支援します。5/10を持ってサービスをクローズしました。

こちらでもピックアップされています

note engineers’ notes
note engineers’ notes
  • 80本

noteのエンジニアたちがつづったnote、noteのエンジニアが登壇したイベントや勉強会の様子をご紹介します。エンジニアも大募集中です! https://open.talentio.com/1/c/pieceofcake/requisitions/1140

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。