昇龍の棚田

佐渡の岩首の棚田。
海岸から急な山道をぐねぐねと登って行く。

ここの棚田は集落近くから標高470mのけっこう急な山肌にあって、
その延々に続く棚田の光景が龍が昇っていく姿に似ているから、『昇竜棚田』とも言われている。

道路が整備される前は、一番高い棚田まで4時間もかけて作業に通ったらしい。

天に近い方が良いものがなったり、よく実る。みたいな意識や考え方もあったんだろうなと、田舎のすごい道や高さにある田んぼを見ると思う。
海岸沿いすぐ後ろは山で、少し開けて田んぼをやれる場所があると見つけた昔の人は本当に凄いなと感動する。

ここからは日本海とそこから昇る朝日が見れる。昔の人もずっとこの景色を見てきたんだな、その人達も見惚れていたのかななんて思いながらシャッターを切った。