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29歳女ひとり、12日間で三ヶ国の旅に出る②〜バンコク編〜

さて、連続更新チャレンジ二日目。
いよいよバンコク編です。
到着までは何の問題もなく、
エアアジア
23:45 関西空港発
4:00  ドンムアン空港着 の便を使いました。
ついたの朝なんでね、眠いんですよ。
空港でモーニングコーヒーをするところからスタートです。

■ルートとYちゃんのホスピタリティ

今回の観光ルートは、
現地在住タイ人・Yちゃんのおすすめに従って
決定しました。

ひとつ、話させてほしい。
Yちゃんのホスピタリティがすごい。。
会ったことない、ようわからん女にですよ。
素敵なルートをオススメをしてくれたんです。

初めは一緒に回る予定でしたが、事情により
彼女とは夕方合流に出国前に変更。
事前のやりとりで

Y「何時について、どんなとこ回りたいの?」
私「朝4時に着いて、お寺と歴史が知れる博物館見たいです。」
Y「4時!?早いね〜笑いいよ。おすすめ送るね。」

という、
慣れない英語+ふわっとした投げ方をしたにも関わらず。
二つ返事でOK。
『この人はきっと仕事ができる人や…』などと、
会ったこともないYちゃんにイメージを膨らませます。

実際にこんなタイムテーブルをいただきました。


空港→バンコク市内 電車移動+地下鉄移動
・10:00 『Museum Sian』博物館鑑賞
・12:00 『Baan ThaTien Cafe』でランチ
・13:00 『Wat Pho』(寝釈迦仏寺院)
・15:00 『Wat Phra Kaew』(玉佛寺)
・16:30 『Wat Arun』(暁の寺院)
・18:00 『342Bar』待ち合わせ

結果から言うと、
この順番は本当にベストチョイスだったと思う。

しかも!
各箇所の見どころ、移動方法まで
一言コメントを添えた素敵なスケジュールを送ってくれた。
会う前から溢れ出る気遣いに頭が上がらない。


■個人的一押し「サヤーム博物館」


今晩の宿「アマリ ドンムアン」に荷物を預け、
空港に面した電車に乗る。
バンコクまでは1時間弱。
そこから地下鉄ブルーラインに乗り継ぎ約10分。
まずは『Sanam chai』駅すぐにある
「サヤーム博物館」へ。

この美術館。
観光の間、街を眺める瞬間からも
文化を感じ取りたい。と思う人には
まず訪れることを強くお勧めしたい!

タイの歴史と文化をわかりやすく+体験しながら
知れるイチオシ博物館です。

パスポートと引換えに日本語ガイドの貸出も有り。
個人的にはある方が絶対楽しい。
建物も綺麗で明るく、展示も工夫が凝らされたばかり。

『サヤーム博物館』

面白すぎて、私は2時間しっかり見ました。
その中で得た、タイを巡る上で重要な言葉が、

「タイの文化・建築・芸能、全てには
『国家』『宗教』『国王』の三要素が全て生きている。」

「タイ人は他の人が崇拝するものも受け入れる。
優しい人々なのです。」

この二つの言葉は、観光をする前に出会ってよかった言葉だと思う。

そんなこんなで、お昼にになったので
お勧めされた「Baan Tha Tien」へ。
「パッタイを食べてね!」とオススメがあったので
パッタイとライムジュースを注文。
パッタイの塩気とライムジュースの酸味が
タイの暑さにやられた体にめちゃめちゃ沁みわたる。。
ちなみにこの日は32度の晴天。
大阪ほど湿度を感じないにしても暑いものは暑い。
朝、空港で買った700mlの水は昼までに消費しました。
近くのコンビニで再度水を調達しいざ寺巡りへ。


■ど定番・寺ズ

バンコク観光の定番スポットですね。
「ワットポー」
「ワットプラケオ」
「ワットアルン」
観光名所すぎるので、詳細は省きます。
なのでYちゃんのオススメポイントを元に少しだけ紹介。

★「ワットポー」は外から先に見て!
ワットポー=寝釈迦像のイメージしかなかった私は、
大人しくアドバイスに従い、意味がわかった。
ワットポーはとにかく大きい。
+見どころは寝釈迦像だけではなかった。
回廊・本堂も様式美に溢れた場所で、
タイ最古の寺院としての風格を感じます。
なにより、タイマッサージの総本山である、
ということで施設内でマッサージも受けられます。
今回はあまりにも混雑が激しかったので、チラ見に留めましたが、
広い境内を歩き疲れた人にはぴったり。
そして最後にすっきりした気持ちで寝釈迦を拝む。
そんな道中の機微にまでYちゃんは気を使ってくれたらしい。
天才か…?(後で本人に聞いた)

★ワットプラケオとワットポーの違いを楽しんでね!
ご存知の方も多いでしょう。
ワットポーがタイ最古の寺・民衆の拠り所なら
ワットプラケオは王族専用の寺院である。
なのでワットプラケオ、とにかく豪華です。
構造は似ていても扱われてる材料が違う。
とにかくキラキラと輝く寺院だった。
有名なエメラルドの仏像の
薄暗い本堂の中、厳かに輝く様は、
我が目を疑う美しさでした。

★ワットアルンはやっぱり夕方だよ!
Yちゃんが三つの中で一番好き、という
暁の寺・ワットアルン。
先の二つの対岸にあります。
チャオプラヤ川を突っ切るボートに乗ります。
(この乗り場がめっちゃわかりにくい)
先の二つとは建築様式が違うんですよね。
表している宗教の違いからでしょう。
ここにも人の崇拝しているものを受け入れる、
タイの人々の優しさを感じます。
言葉通り、夕暮れをのんびり待ちます。
白地の仏塔に夕日が差して、ピンク色に染まる様。
確かに他二つでは見ることのない、違った美しさがあった。


■Yちゃんとの対面・微笑みの国を体感

待ち合わせの18:00が近づいたのでお店へ。
待ちに待ったYちゃんとの対面です。
場所は『342Bar』、行ってみてびっくり。
チャオプラヤ川から三大寺院が眺められる素敵なテラスバー…!
しかも川沿いの、素敵なお席を予約してくれた。
いや、Yちゃんすごいな…?
そして待つこと5分。ついにYちゃんと対面。
ああYちゃん。微笑みが本当に素敵!
夕暮れのチャオプラヤ川を眺めながら乾杯。
Yちゃんは日本語も勉強している才女なので、
ガタガタの英語しか話せない私の日本語+英語の話に耳を傾けてくれます。本当に優しかったんだよ…
「大丈夫!伝わってるから思いっきり英語使ってみなよ!」
彼女のその一言にどれだけ勇気付けられ、私も思い切った。
その後は年の近い女二人、仕事の話、好きなアイドルの話、生活の話、
恋の話…国境を超えて女子トークに花が咲きます。


■なんだかんだトゥクトゥク・カオサン通りへ

打ち解けてきた頃、Yちゃんから素敵な提案。
Yちゃん「カオサン通り、行ってみようよ!
トゥクトゥクも私と一緒なら安心して乗れるし!」
かの有名なバックパッカーの聖地・
カオサン通りに連れて行ってくれるとのこと!
せっかくだし甘えちゃいます。
ソケイ・初トゥクトゥク。
姿はみなさんご存知でしょう。三輪バイクね。
運転手さん、めちゃくちゃ飛ばします。
そして窓がないのでめっちゃ風きます。
軽い手荷物はしっかり持たないと危ない。
そうこうしている間に到着。
現地価格だと本当に安いのだと。(Yちゃん談)
この辺は観光!としてさらーっとみて、
屋台でご飯食べて、さらに話に花を咲かせながら巡ります。

そう、食べ物で一つ学んだことがある。
「カオマンガイはランチの食べ物」
という大事なことを学んだ。
屋台で食べようとしてYちゃんに爆笑された。笑
ちなみにパッタイは昼夜OKとのこと。
日本に帰っても守ろうと思った。

そうこうしている内にお別れの時間。
彼女は明日も仕事、私は早朝のフライトに備えて
空港へ戻ります。

別れ際までずっと見送ってくれたYちゃん。
彼女は常に微笑み、大らかだった。
いつもそうなの?と聞いたら
「タイの人はね、基本的にみんな大らかだよ。」
と答えてくれた。
今はバンコクでバリバリ働く彼女は、タイ南部の
自然豊かな場所の生まれだという。
その場所と、そこの優しい人が好きだから、
今の都市的な働き方がちょっと苦しいのだと。
そんな姿に、国境を超えても同じなのだな。
と、不思議な親近感を覚えた。
仕事にも、趣味にも一生懸命な彼女が、
その優しさを失わなずに生きていけることを、
心から願った。

帰りはカオサン通り近くのバス停から
空港直行バスに乗車。
40分くらいかな。22:30頃、空港着。
手早くチェックインを済ませ、
大充実のタイの1日は終わった。


明日はいよいよスリランカへ。
いよいよ旅の大目的。

・驚きの入国審査
・いざアーユルヴェーダ
などの話を書きます。


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