大学1年からインターンを始め2年以上経って気づいたこと。
こんにちは。
かれこれマーケティングのインターンを2年4ヶ月くらい続けながら、映像制作もしている大学生です。
今回は、編集データのアップロードを待っている間に、大学1年生からの3年間を振り返りたいと思います。
インターンがどんなものなのか、どんなことが学べるのか、わかると思います。
法政大学GIS(グローバル教養学部)に通う自分は、今年で4年生になります。
就活真っ只中です。
と言いたいところですが、本来4年生であるはずの今年は、夏から映像制作に打ち込むために休学しています。
今回は映像制作よりも僕が1年生から経験させていただいているインターンについて書いていきたいと思います。
インターンを始めたきっかけ
インターンを始めたのは大学1年生、2019年1月でした。
それまでは、英語だけの授業という未知の環境で四苦八苦していたため、大学のことで手一杯で、ドラッグストアや塾講師など至って普通のバイトをしていました。
ですが、1年生の秋学期には英語力が少しずつついてきて、授業や課題についていくのはそこまで苦労しないようになりました。
少し余裕が出始めたので、何か新しいことを始めたいなと漠然と思ったんです。
周りにインターンをしている人はほとんどいませんでしたが、それが逆に面白いなと思い、Wantedlyでインターンを探し始めました。
当時から起業に興味がありましたが、大学1年生のペーペーが起業できるはずはないと思っていたため、雰囲気だけでも掴もうと“スタートアップ“のインターンを探し始めたんです。
また、その頃からマーケティングに興味があったのでそこも選定基準にしました。
そのとき、初めて目に入ったのが、2年以上経った今でも働かせていただいている“株式会社atta“でした。
面接に行ってみると、CEOの春山さんと直接お話しさせていただき、
「よし、じゃあ次いつ来れる?」
と、すぐ僕のインターンの生活は始まりました。
あの瞬間が僕の人生のターニングポイントだったかもしれません。
今まで経験したインターン3つの職種について
これまで僕は3つの会社でインターンをさせていただきました。
そのうち2つは今も続けています。
それぞれの職種・やっていることは以下の3つです。
1 SNSマーケティング・メディア運用・SEO対策など
2 フィールドセールス
3 インサイドセールス
こうみると、主にセールスマーケティング部に分類されるものですね。
とはいえ、3つともそれぞれやっていることはかなり違うので、それぞれ異なった発見がありました。
ここまでくるとごっちゃになってくるので、僕のインターン経歴を簡単にまとめますね。
2019年1月〜現在 株式会社atta
2019年12月〜2020年5月 株式会社スマートチェックアウト
2021年1月〜2021年6月(予定)株式会社Photosynth
これ以外にも2020年1月から映像制作を始めたりと、色々な分野に手を出していますが、結局僕のやっていることは「もの・サービスの魅力を伝えること」に一貫しているなと思います。
まぁ厳密にいえば、“顧客の(潜在的な)課題を解決する“ことであったりと、
言い方はいくらでもあると思うのですが、そこは割愛します。
1年生からインターンする必要あるの?
ここからが本題です。
「1年生からそんなにがっつりインターンやる必要あるの?」
ということについてです。
これはおそらく、大学生、特に大学1年生などが気になる点だと思います。
結論から言うと、
1年生からインターンを始める必要はないけど、絶対にプラスになります。
個人的には、日本には1年生からインターンをする文化が根付いてもいいんじゃないかと思うくらい、推奨します。
そもそも、インターンって本当にコスパ最強です。
最近の長期インターンのお給料は、普通のアルバイトと同じくらい、もしくはインセンティブなどでそれ以上にもらえることもあります。
その上会社に所属するのだから、少なからず学びがあります。
「アルバイトも会社に所属するじゃん。」
と言われそうですが、どちらも経験した上で断言します。
アルバイトとインターンは全然別物です。
インターンのメリットってなに?
具体的なメリットについてですが、だいぶ噛み砕いて説明します。
1 ビジネスの基礎・特定の分野の専門知識を学べる
2 視野が広がる
3 その分野で活躍する人とのつながりが出来る
この3つが、アルバイトと大きく違うインターンのメリットです。
1 ビジネスの基礎・特定の分野の専門知識を学べる
まず、大学1年生なんて普通ビジネス知識には乏しいものです。
(もちろん、一部優秀な人たちはすでにセンスがあったりしますが。)
周りと差をつけるには、ビジネスの基礎と特定の分野について一足早く学ぶことです。
具体的には、ビジネスマナーや各種ツールの使い方などが含まれます。
おそらくこれは新卒の研修期間に学ぶものだと思いますが、インターンをすれば基本ここは必要なものなので、自ずと身につきます。
例えば、エクセルの関数。これって結構大事です。
「ここをこうしたいのになぁ。」と思ったとき、すぐその関数がわかれば最高。
そこまではできなくても、調べる能力くらいついているでしょう。
それに、調べて出てきた関数の仕組みがわかれば問題ありません。
マーケティングではどれだけ数字で語れるか、どれだけ情報に精通しているかが大事になってきます。
そこで統計を取ったりするので、エクセルやスプレッドシートは使えないと話にならないと言うわけです。
ビジネス用語も、最初は横文字多くてわけわからんものばっかですが、毎回調べているうちに自然とわかるようになります。
2 視野が広がる
少しこれは抽象的ですが、要するに
“知らなかったことを知れる“と言うことです。
会社の中で、このチームはこんなことをしているんだな。
など、会社がどう動いているのかが分かりますし(特にベンチャー)
普段、街を歩いていて見かける広告や商品も
「ここのデザインはこう言う意図があるのかな」
「この配列、文言もすごく考えられたものなんだろうな」
など、小さなことに目がいくようになります。
そしてそれが学びになり、また自分の肥やしになります。
インサイドセールスとして働いているインターンでは、様々な業種の顧客と対話するので、その際に必要な知識などのおかげで本当に視野が広がったと思います。
この業種って最近こういったことに課題感を覚えているんだな。といった感じです。
3 その分野で活躍する人とのつながりが出来る
個人的に、とても重要だと思うのがこの点です。
「マーケティングを勉強したい!」
と、あなたが思ったとします。
あなたならどうしますか?
本を読みますか?ググりますか?
最近は独学がとても流行っていますが、独学では多くの場合、限界があります。
それにかなり遠回りです。
当たり前ですが、マーケティングを生業にしている人から学んだほうが早いんですよね。
しかも、インターンだと勉強させてもらってるのにお金が出るんです。
もちろん、会社のために利益を生まないといけないですが、こんな環境はなかなかありません。
僕がマーケティングの見習いを始めた頃の上司の方は、本当に優秀な方でとても尊敬しています。今でもよくお話しさせていただきますが、本当に贅沢な話です。
それともう一つ、“人脈“という言葉がありますよね。
僕も大学入りたてのころ、
「人脈って役に立つって聞いたから色んな人と仲良くしよ〜^ ^」
なんて思ってました。
でも、浅い人脈なんて正直全く役に立ちません。
それより、インターン生として、会社のメンバーとして専門知識のある方に助言を求める方が何倍もあなたのためになります。
僕の経験を紹介します。
株式会社attaのCEO春山さんは、経歴がバケモノで様々な分野に精通しているのですが、僕が映像制作をしているのを気にかけてくださり、先日ご友人のプロ映像作家の方の試写会に招いていただき、ご紹介までしてくださりました。
また、同じくattaの経営メンバーであるジョンさんと以前ランチに行った際に、
「本を読んでいる人と話すのは面白い。人間として深みが出る。」
と言っていただき、それまで本なんてほとんど読んでこなかった僕ですが、今では月に5冊(小説を除く)は本を読むくらいにまで習慣になりました。
そのおかげでインプットの習慣がつきました。
今度またnoteを書こうと思っていますが、本は読んだ方がいいです。
インターンのデメリットは?
ないです。
嘘です。(笑)
あることにはありますが、結構些細なことです。
デメリットは、
“のめり込むと時間をかなり使うこと“だと思います。
アルバイトは基本、
“職場に行って、仕事をして、帰る“という流れですが、
インターンでは、家に帰ってからも仕事について考えてしまうことがよくあります。
もちろん、オフの日には皆さん連絡を控えてくれますし、僕がインターンしている会社はかなりホワイト企業です。
なので問題は僕にあり、悪く言えば切り替えができていないということなのですが、個人的にはそれも体力がある今だから出来ることだなと、楽しんでいます。
なので要するに捉えようですね。
個人的にインターンをするデメリットは今のところ何も感じていません。
(何もないと言うと嘘くさいのが困るところ...)
おわりに
少し長くなってしまいましたが、インターンを早めから始めておくと本当にあなたの人生が大きく変わります。
就活していないので、わからないですが
おそらく就活でも役に立つでしょう。
理由はどんなものでもいいです。
早めにインターンを始めてみてください。
この記事で1人でも多くの人が動き出してくれたら嬉しい限りです。
余談
このままだと、日本の世界的地位はどんどん下がっていくそうです。
デジタル後進国などと言われるようにもなってきてしまいました。
なんとなく、母国はずっといい国であってほしいですし、
先人たちが築き上げた日本の地位をこの世代で失うわけにはいかないと、吉田松陰の本を読んでいて思いました。
日本の未来の背負っていく若い優秀なあなたがさらに武器を身につければ、日本は、そして世界はもっといい場所になるはずです。
あなたの大切な時間を無駄にしないよう、日々過ごしてみてください。
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