お金を介さずに「コト」を交換する「価値」って何だろう。
お金を介さずに「自分にできる、ちょっとしたコト」と「してもらえたら、ちょぴり嬉しいコト」を交換しあえるcocan (こーかん)いうサイトを運営しています。
いわゆる物々交換の「コト」版。
サイト公開から2ヵ月で、200名以上の方が、約250個の「できるコト」を出品してくださいました。
普段は僕、福岡で自営業をしているのですが、コロナ禍の真っただ中、週6日あった仕事が3日まで減ってしまいまして・・。生き延びるのに必死な状態が3ヶ月ほど続きました。(今はどうにか復活!)
そんな、時間だけ余らせて、仕事も減り、お金もなかなか使えない時に、何かその時間を有効活用できないか?同じような状況にある人も多いのでは?と始めた取り組みがcocanです。
サイト公開からもうすぐ約3ヵ月が立とうとしているこのタイミングで「そもそもコトの交換にはどんな価値があるのだろうか?」を整理するためアンケートを実施。その内容をもとに、このnoteをまとめました。
グレー背景の部分
は、そのアンケートから引用です。
01 | 改めてcocanって何?
私は田舎育ちです。となりの家のおばちゃんにお野菜もらったら、旅行先ではおばちゃんのお土産を選ぶ。それが自然だったんです。
といった物々交換の「コト」版。
実際にホームページを眺めてみて「お金をかけずに色々なサービスを受けられたり、経験ができたりするなんて最高!」と思いました。
スキルシェア=お金を稼ぐ副業だというイメージが崩れましたね。
といったきっかけで興味をもってくださる人が多いようです。
BASEを利用させていただいている関係で金額が50円とついていますが、交換に購入は不要。サイトはこちらです。
02 | コト交換にどんな価値があるんだろう
cocanを始めて、多くの方がしてもらうよりも「する」方に重きをおいていることに驚きました。好きでやっていることだから、別に何もしてもらわなくたっていい!という方も多くいらっしゃいます。
「できるコト」を出品しようとしたきっかけは・・
ポートフォリオ作りたいと思っていたから、役に立つことができて、ポートフォリオに描いた作品を入れることができればいいなぁ、と
最近マイクを購入したので何かしらに使いたかったので、出品してみました。
と様々ですが、共通して出品してよかった!とおっしゃってくださっているのが、
誰一人直接知り合いがいないのに、人との繋がりをあったかく感じることができ、この激動の春を乗り越える原動力となった気がします。
人生で初めて「無理しない人との繋がり」を楽しめているかもしれません
今までの生活とは違うコミュニティができました。自身の生活の中にはなかった人たちとのつながりができました。
といったように「新しい繋がり」が生まれた、ということ。
cocanを通じて、仕事仲間や、趣味の友だちとも違う、新しい人間関係が生まれつつあるようです。
以前から、スキルシェアのサービスの1つと捉えられることにすごく違和感がありました。それだったら、cocan以外にも便利で、洗練されていて、使いやすいサービスがいくらでもあるからです。
また、お金を払わずにいろいろしてもらえてラッキーという「だけ」の人の参加が増えることだけは絶対に阻止しなきゃと思っていました。
むしろ
主婦で子供もいなくて、活動の99パーセントを自宅でおこなっているので、cocanがないとなかなか人と話す機会がなくて(笑)※一部、改稿
コロナの影響で仕事を休み娘と2人で過ごす毎日、娘を産んだ頃の育休中(社会・世間から線が絶たれ、ひとりきり孤独の毎日)思い出し、自分が世間に関わりを持っていたかった。
こんな時に、ふと思い出してもらえる場所になったら最高です。
03 | cocanの今後
話を整理すると・・
cocanは「何かしてもらいたいヒト」ではなく「何かをしてあげたいヒト」のための場所。
何かをしてあげる×してもらうというGIVE&GIVEの交換関係からは、継続的な人間関係が生まれやすい。
無理のない「役割」がそこにあると、結果、心地のいい「居場所」につながることが多い。
なので敢えて「サービス」という言葉を使うと、スキルシェアリングサービス、ではなくて「できるコトで繋がれるSNSのようなサービス」に育てていきたいと考えています。
今は、ずらっと「できるコト」が並んでいるだけの、どちらかというとECサイトのような仕様ですが(BASE利用させてもらっているんだから、そりゃそうか!)
もっと「ヒト」にスポットライトがあたっていて、
交換相手のことをフォローして、感謝のメッセージが贈れたり。そのメッセージが実績として表示されていて、それを見かけた人が「実はこんなことに困っていて・・。」とかって相談を持ち掛けて。相談もらったことで、新しい自分のできるコトが見つかったり。
こんなやりとりの中で、そこに自分の役割が生まれ、それが新しい繋がりを生み、結果、心地いい居場所ができる、そんな世界を実現したいと妄想しています。
といっても、新たにシステム開発!とかってやっていると、時間もお金もかかりすぎますし、そもそも、本当にこれがニーズがあるのか?はまだ手探り状態です。
そこで、cocanサイト公開、ちょうど3ヵ月の7月20日(月)のタイミングで、この「できるコトで繋がれるSNS」をイメージしたslackを開設します!(祝)←長々と書いてしまいましたが、これがこのnoteで一番お伝えしたかったことです。
合言葉は「できるコトで繋がろう。」
今週末から、cocanにできるコトを出品してくださっている人限定で、参加者を募ります。
※7月10日に追記
cocanのslackコミュニティは、8月1日にスタートに変更しました。
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最後に、もう一つ、アンケートの回答で嬉しかったものを。
仕事だけど仕事じゃない。
義務のようで義務でない。
ちょっとしたできるコト交換って、役に立てればなっていう想いの交換だと感じたのです!
cocanに興味を持ってくださった方は是非こちらよりできるコトご出品ください!これが今後の「できるコトで繋がれるSNS」の参加証?になります。
既に出品しているよ!という方は、LINEのオープンチャットで最新情報お届けしていますので、こちらもどうぞ。
読んでくださってありがとうございます。またcocan出品者、LINEオープンチャットにご参加いただいている皆さん、アンケートにお答えいただいた方、本当にありがとうございます!
以上!
ーー付録ーー
ここから先は有料です。cocan出品者の方がまとめてくださったnoteの中で特に是非読んでいただきたいnoteを4つまとめさせていただきました。
こんどこそ以上です!も一回だけ、できるコト出品のフォームをペタリ。
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