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"ロードムービー"と後輩とお節介な自分

Mr.Childrenの『ロードムービー』がかかった。

久しぶりだ。
懐かしい。
ぶわぶわと感情が溢れ出す。

昔、後輩が貸してくれたCDに入っていて、この曲が気に入ってると言っていたっけ。

カーラジオもなくそしてバックもしない

街灯が2秒後を照らし オートバイがはしる

(Mr.Children 『ロードムービー』より抜粋)

私はこの2つのフレーズがすごく好きだった。

20代前半の自分は、人を救える気がしてた。

世の中を斜めに見ているような、諦めてるようなその人を、私なら「なんか楽しいかも」と思わせられる。

生まれてきてよかった。
自分のことを好きになれた。
そう思ってほしい。
そう思ってもらえるはず。

そんなおごった考えをしてた。

他人を変えることなんてできないのに。
そもそも自分にそんな余裕なかったのに。

その後輩と関われたのは2年と少し。
私のお節介をどう感じたのかは聞いてないのでわからない。

その後を知る限り、ほんの少しは私の存在がいい踏み台になったんじゃないかと思う(そう思いたい(笑))。

でも、根本的な願いはその頃も今も変わってないのかもしれない。

少しでも、人と人との関わりがあたたかいものになったらいい。
世の中、捨てたもんじゃない。

それぞれの人柄や人間臭い部分をお互い知ることで、よりあったかくて面白い関わりが生まれるんじゃないか。

…ミスチルの思い出の曲からでもなんでも、結局同じようにお節介な気持ちにたどり着く自分、ある意味すごいな(笑)。



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