【音声あり】授業ネタ#010~1週間はどうして7日になったのか?~
こんにちは、理子です。
今回は、1週間がなぜ7日になったのかを紹介します。
1日はどうやって決まったのか?
まずは、1日を考えてみましょう。
地球は1日に一回転しますが、これを自転というます。
昔の人は、太陽が昇ったり沈んだりするのを見て1日を決めました。
1年はなんで決まるの?
それでは、1年は何で決まるのでしょうか?
1年の決め方は、かつては2通りありました。
まずは、月の満ち欠けで決める方法です。
月が見えるか見えないかのときを新月と呼びます。
そこから約15日後は満月、そしてさらに15日たつと新月に戻ります。
すなわち、新月からまた新月に戻ってくる約30日間を1か月としました。
そして、その12回分を1年と呼びました。
しかし、狩猟民族はそれでよかったのですが、農業をやっている人はそうはいきません。
農業の場合、季節によってやることが異なるため、季節がずれてしまうと大変なことになります。
月の満ち欠けで1年を決めてしまうと毎月約30日になるので、だんだんと日にちがずれていきます。
そこで考えられたのが、星で決める方法です。
オリオン座の下にあるおおいぬ座のシリウスを観測して1年を決める方法です。
古代エジプトの人は、シリウスが太陽とともに東から昇ってくる日から数えて、また同じ位置に戻ってくるまでの日数を数えました。
そうすると約365日になり、それを1年としました。
つまり、地球が太陽の周りを1周するのを1年としたんですね。
1週間を7日にしたのはなぜ?
諸説ありますが、1日や1年は太陽や月、星で決めたのに対して、1週間は人間が7日と決めました。
まずは現在曜日になっている、太陽、月とその当時明るい星として知られていた、火星、水星、木星、金星、土星の7つを決めました。
つまり、日・月・火・水・木・金・土ですね。
また、ユダヤ教の人が作った生活リズムからできたものという説もあります。
ユダヤ教の人が、6日働いたのち1日休んで神に祈りを捧げるようになって、7日単位で生活リズムをつくりました。
これにより、1週間が7日になったようです。
この他にも、月の満ち欠けによって7日になった説もあります。
色々な説がありますが、時間の単位は星からきているものが多いみたいですね。
stand.fmでは、音声にて紹介しています。
ここに書いているもの以外も話しているので、そちらの方もお聞きいただけると嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました('◇')ゞ
理子
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