【音声あり】授業ネタ#016~コショウの丸のみ~
こんにちは、理子です。
今回はコショウについてお話しさせていただきます。
コショウは何で辛い?
コショウは香辛料として有名ですが、食べるとピリッと辛いですよね。
これは、ピペリン (piperine) という化学物質があるためです。
コショウの原産国はインドで、コショウ科コショウ属のつる性植物になります。
そもそも、コショウは植物の種子であって、子孫を残すために作られます。
他の動物に食べられてはいけないため、防衛手段のため辛くなっていきました。
コショウの丸のみ
しかし、実はコショウは噛まずに飲み込んでしまうと辛さを感じません。
かみ砕いてはじめて、辛さの成分が出てきて辛みが分かります。
そのことから、できた言葉が『コショウの丸のみ』です。
意味は、物事は丸呑みすると本当の意味や意義は分からないということです。
物事は、かみ砕くように吟味しなければならいことを伝えるときに使う言葉みたいです。
コショウの種類
今や香辛料の一つとして欠かせないコショウですが、大きく4種類に分けることができます。
黒胡椒(別名『ブラックペッパー』)
完全に熟す前の緑色の実を収穫。長時間かけて乾燥させ黒色に変色させたもの。
白胡椒(別名『ホワイトペッパー』)
赤色に完熟してから収穫。乾燥させた後に水に漬けて外皮を柔らかくして剝いだもの。
青胡椒(別名『グリーンペッパー』)
完全に熟す前の実で収穫。黒胡椒と異なり塩漬けまたはフリーズドライ加工したもの。
赤胡椒(別名『レッドペッパー』)
赤色に完熟してから収穫。ホワイトペッパーと異なり外皮をはがさずにそのままにしたもの。
一般的に黒胡椒は肉料理と相性が良く、白胡椒は魚料理と相性がいいみたいです。
stand.fmでは、音声にて紹介しています。
ここに書いているもの以外も話しているので、そちらの方もお聞きいただけると嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました('◇')ゞ
理子
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